エリック・クラプトンの映画がつくられたというニュースは早くから知っていたけれど、なかなか日本の公開があきらかにならなかった。それが、ここへきてサウンド・トラックが発売され、映画の公開日も11月23日と決定した。
- アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/06/08
- メディア: CD
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「ギターの神様」とも称されるエリック・クラプトンの激動の人生を追った音楽ドキュメンタリー。関係者インタビューを極力入れず、ヤードバーズ、クリームなどのバンド期、そしてソロ活動の未発表映像を中心にした映像群のほか、私的な日記、手書きの手紙、デッサンなどを貴重な資料をひも解き、本人によるナレーションでクラプトンの人生を描いていく。
さらにジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックス、B・B・キング、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ボブ・ディランなどの貴重なアーカイブ映像も盛り込み、クラプトンと彼を取り巻く人びとからその時代が切り取られる。
(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/89321/
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1960年代、わたしのギター・ヒーローは、ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンだった。そのふたりが、パティ・ボイドというひとりの女性をとおして恋愛と友情の入り組んだ、ややこしい関係になるとは、想像もしなかった。
ジョージ・ハリスン主催の『バングラデッシュのコンサート』で、クラプトンは、体調不良のなかで、このチャリティー・コンサートに友情出演もしていた。いったいふたりに何が起こっていたのか?
ジョージとエリックの友情は恋愛よりも長く続いた、というのは事実だけど、じつはそれほど簡単ではなかったことが、「エリック・クラプトン自伝」や「パティ・ボイド自伝」をあわせ読むと、見えてくる。この映画では、そのへんがどう描かれているのか。
- 作者: エリッククラプトン,Eric Clapton,中江昌彦
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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- 作者: パティボイド,ペニージュノー,前むつみ
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もちろん、いちばんの関心は、初代ギター・ヒーロー、エリック・クラプトンの音楽的な歩み。
ヤードバーズ、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイスとめまぐるしくバンドを脱退・結成しては、自分の音楽(ブルース)を追求した修行僧のような60年代。
70年代からは、ソロとして、ギターだけでなく、渋い声でヴォーカルもとるようになる。そのヴォーカルは年代を重ねるにつれて、弱々しさが消えて、声量も太くたくましくなっていく。
80年代から現代までの長い変遷を経て、今日のエリック・クラプトンがある。それをこのドキュメンタリー映画はどう描いていくのか?
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エリック・クラプトンは、本質的にレコードよりもライヴで才能を発揮するミュージシャン。ステージでこそ、そのすごみを体験できる。
エリック・クラプトンは来日公演の回数が多い。だから、わたしも、さまざまな年代のステージを見ることができた。初来日(1974年)の酔っ払いクラプトンから、最近の、ロックとしては角がとれすぎていないか?(笑)・・・というクラプトンまで、生で体験している。
そんなエリック・クラプトンのすばらしいライヴが、映画ではどう描かれるのだろう?
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Cream - Sunshine Of Your Love (Farewell Concert - Extended Edition) (1 of 11)
1968年のクリーム解散コンサート。この映像がテレビ(たしかNHK)で放映されたとき、学生街のお風呂やさんがガラガラだった、という伝説がある。