リンゴ・スター来日の前に、予習しときましょう。
●「Boys」
ビートルズ時代、リンゴがもっとも早くリード・ヴォーカルをとった曲。ビートルズのデビュー・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』に収録。オリジナルは、黒人女性グループ・シュレルズ。
ビートルズに移籍する前、ロリー・ストーム&ハリケーンズ時代の「スター・タイム」でも、リンゴはこの曲を歌っていた(リンゴは、前のバンドでも彼のヴォーカルにスポットをあてる時間を与えられた、人気ドラマーだった)。リンゴ初期の、お得意のヴォーカル・ナンバー。
●「It Don't Come Easy」
ビートルズ解散後、最初にリンゴが発表したシングル。ジョージ・ハリスンがブロデュース。ジョージ・ハリスンが提唱し、はじめておこなわれたロックのチャリティー・コンサート(バングラデッシュ難民救済のための)、『バングラデシュのコンサート』(1971年発売)で、リンゴははじめてこの曲をライヴ演奏した。まだ、歌詞をおぼえてないのか、ときどき右下のカンニング・ペーパーらしきものを見ながら歌っている(笑)。
Ringo Starr and George Harrison in NYC in 1971
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参考までに。
ジョージ・ハリスンが、自分のガイド・ヴォーカルでリンゴに提供したとおもわれる録音。
George Harrison - It Don't Come Easy