かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2008-07-26から1日間の記事一覧

「若き日の黒澤明」特集と淀川長治が語る黒澤明

ringoさんから、番組を収録したDVDをお借りして見ました。 以前黒澤明の自伝『蝦蟇の油』を読んだことがありますが、この「若き日の黒澤明」は、その自伝に沿って、黒澤明の生い立ちと歩みを追ったもの。1991年に放送したものなので、見たような気もしますが…

小栗康平監督『埋もれ木』(2005年)

脚本:小栗康平、佐々木伯 撮影:寺沼範雄 美術:横尾嘉良、竹内公一 出演:夏蓮、浅野忠信ほか 「泥の河」「死の棘」の小栗康平監督が、前作「眠る男」以来9年ぶりに発表する新作。山あいの小さな町の日常が静かに綴られるファンタジックな人間ドラマ。 (「…

新藤兼人監督『人間』(1962年)

原作:野上彌生子 脚本:新藤兼人 出演:殿山泰司(亀五郎)、佐藤慶(八蔵)、乙羽信子(五郎助)、山本圭(三吉) 亀五郎を船長とする小さな荷役船「海神丸」は、2日分の食糧を積んで出発したが、竜巻に襲われて、遭難する。 20日が過ぎ、30日が過ぎる。助…

今井正監督『また逢う日まで』(1950年)

お金持ちの学生(岡田英次)と貧しい絵描き(久我美子)の恋愛映画。 ガラス越しのキスが有名になりました。冷たいガラスの向こうとこちらで、キスを交わすシーンは、見ていてドキドキしますが、これで相手に触れたい、という想いが果たせるのか、とおもって…