かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

三枝健起監督『オリヲン座からの招待状』(2007年)

[rakuten:guruguru2:10388793:image] 原作:浅田次郎 出演:宮沢りえ、加瀬亮、宇崎竜童 先代館主の妻だったトヨと、映写技師の留吉が守ってきた名画座「オリヲン座」が閉館することになり、最後の上映日にゆかりの人々を招待するが……困難を乗越える男女の純…

堤幸彦監督『自虐の詩』(2007年)

主演:中谷美紀、阿部寛、西田敏行 多くのファンを持つ業田良家の4コマ漫画の映画化。町の食堂で働く幸江の内縁の夫イサオは、幸江の稼ぎをバクチに使い込み、怒るとすぐにちゃぶ台をひっくり返す。しかし、幸江にはイサオが生きがい!……トリッキーな映像を…

成瀬巳喜男監督『浦島太郎の後裔』(1946年)

出演:藤田進、高峰秀子、杉村春子、中村伸郎 ringoさんの感想がこちらにあります。これに、ぼくはあまり追加することがありません。 変な映画ですね(笑)。これが成瀬巳喜男作品とは、知らなければわからないとおもいます。どこにも「らしさ」はありません…

上野公園の冬(1月17日)

深夜の雪がうそのようによく晴れた。友人と新年会のため、湯島で待合せる。京成電車で上野へ降り、まだ時間があったので、不忍池を散歩した。 冬の不忍池は、荒涼とした趣きがある。それにしても寒い。夜の雪は消えていたが、その冷たさだけが、残っている。…

『茶々 −天涯の貴妃(おんな)−』(上映中)

監督:橋本一(はしもとはじめ) 原作:井上靖 出演:和央ようか、寺島しのぶ、富田靖子、原田美枝子、渡部篤郎 井上靖の名著「淀どの日記」を、豪華賢覧なエンターテイメント絵巻として映画化。父の仇と思いながら秀吉の側室として世継ぎを生み育てた茶々を…

『毛皮のエロス〜ダイアン・アーバス幻想のポートレート』(2007年)

製作国:アメリカ 監督:スティーヴン・シャインバーグ 出演:ニコール・キッドマン、ロバート・ダウニーJr.、タイ・バーレル 1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバスは、ファッション・カメラマンである夫アランのアシスタントとして…

山田洋次監督『下町の太陽』(1963年)

脚本:山田洋次、不破三雄、熊谷勲 出演:倍賞千恵子、勝呂誉、早川保 1963年のころは、ぼくは中学生でした。吉永小百合の「寒い朝」と倍賞千恵子の「下町の太陽」がヒットし、まだまだ日本ではビートルズ登場の前夜である……と、そんな時代ですね(笑)。 吉…

松本仁志監督『大日本人』(2007年)

企画:松本仁志 出演:松本仁志、UA、神木隆之介、板尾創路 ダウンタウンの松本人志が、企画・初監督・主演を務めて撮り上げた長編映画。映画配給会社の松竹とタッグを組み、映画製作に乗り出した吉本興業の第1作目でもある本作は、松本自身の考える“ヒーロ…

隅田川の散歩(1月10日)

隅田川を眺めながら歩くのが楽しい。 この日も午前10時ころから、隅田川の向島(墨東)側を散歩。「すみだ郷土文化資料館」、三囲神社(みめぐりじんじゃ)、弘福寺を見る。 ★三囲神社 ★三囲神社のきつねたち 桜橋、言問橋を見ながら、隅田川沿いの道を歩く…

屋形船の新年会(1月6日)

Iさん、それから前の会社で一緒だったMさんと、屋形船で新年会をやろう、ということになり、去年予約。屋形船の中で2時間、もんじゃ食べ放題、お酒飲み放題で<一人5000円>だから、安い安い(笑)、ということで、すぐに決まった。 1月6日の12時、勝どき駅付…

年末・年始は名匠の作品を連続して見ました

なかなかブログにアップする時間がなかったので、4本まとめて、簡単ですが感想を記録しておきます。 ★ ★ ★ ■成瀬巳喜男監督『娘・妻・母』(1960年) 出演:三益愛子、森雅之、高峰秀子、原節子、団令子、草笛光子、宝田明、淡路恵子、仲代達矢、加東大介、上…

2008年の音楽はじめは?

1月元旦。初日の出を見ながら聴いたのは、ジョージ・ハリスンの『ベスト・オブ・ダークホース』と遺作『ブレインウォッシュド』でした。 まだ明けきらない夜と朝のはざまのような時間に、ジョージの曲と声はにあいますね(笑)。ジョージは、「ヒア・カムズ…

新年あけましておめでとうございます

31日夕方、熊谷へ帰って弟や親戚のひとと、年越しの小宴会。「鈴なり」のママさんの体調がおもわしくなく、早めに引き上げる。 おかげで、元旦の朝は酒が残らず快調。ひとりで、近所の住吉神社へ初詣、甘酒をご馳走になる。 ★住吉神社へ初詣。ほかの参拝客は…