かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

山下敦弘、今泉力哉監督『午前3時の無法地帯』を見る。

山下敦弘監督のファンなので、レンタルビデオ屋さんの山下監督の棚を見ていたら、この作品をみつけた。劇場映画ではないらしい。 「beeTVで配信が開始された」と説明にあるけれど、じつは「beeTV」がどういうものかもわからない。 ★ とにかく山下敦弘監督が…

中島哲也監督『渇き。』を見る。

監督は『下妻物語』、『告白』の中島哲也。出演は、役所広司、妻夫木聡・・・これは見なくちゃ。おもしろくない、わけがない。 というわけで、前日にネットで、妻と私の二人分を予約。6月28日の初回を、ウニクス南古谷へ見に行く。 ★ この映画『渇き。』、結…

ビートルズを聴きはじめて、半世紀!

このレコードがはじまりのはじまりだった・・・ 1964年の春、ラジオから聴こえてきた「ツイスト&シャウト」が、ビートルズを知るきっかけ。ほとんどこの1曲で、ビートルズに夢中になった。途中の「ウヮー!」という叫びにしびれた。こういう叫び声をあげる…

熊切和嘉監督『私の男』(公開中)を見る。

前日にオンラインで予約しておいて、池袋HUMAXシネマズで、午前10時から、熊切和嘉監督『私の男』を見る。 主演は、浅野忠信と二階堂ふみ。男と女の濃密な作品になるのでは、と期待していたけれど、やっぱり見ごたえがあった。浅野忠信のうまさは予想してい…

ダーレン・アロノフスキー監督の『ノア約束の舟』を見る(6月14日)

6月14日(土曜日)の9時45分から、イオン板橋で、ダーレン・アロノフスキー監督、ラッセル・クロウ主演の『ノア約束の舟』を見る。 旧約聖書の世界がどのような映像で視覚化されるか、楽しみにしていったが、まずまずおもしろかった。ただこういうスペクタル…

窪美澄著『雨のなまえ』が、おもしろい。

雨のなまえ作者: 窪美澄出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/10/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (17件) を見る 巻末に《2009年「ミマクリ」で第8回女による女のためのR-18文学賞を受賞しデビュー》と記載されているとおり、収録の…

中国は安倍晋三の味方?

安倍晋三が、ここへきて、なりふり構わず集団的自衛権をゴリ押ししようとしている。言っていることもコロコロ変わる。もう、説明の体裁をなしていない。 そこへまた、中国軍機が自衛隊機に異常接近してきた、というニュースが入ってきた。安倍晋三にとって、…

ポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る(6月6日)

イオン板橋で10時5分からポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』を見る。こういう歴史劇や神話映画への興味は、10代のころ『ベンハー』や『天地創造』を夢中になって見たその名残りだろう。 こういう作品の場合は、登場人物の造形が類型的だとか、スト…

矢口史靖監督『WOOD JOB!(ウッジョブ)ー神去なあなあ日常ー』を見る(5月25日

神去なあなあ日常とは編集三浦しをんによる小説作品。 高校卒業と同時に三重県の山村・神去町に放り込まれた平野勇気を主人公に、林業の現場に生きる人々の1年間のドラマを描く。 2010年度本屋大賞第4位を獲得。 2013年、矢口史靖監督によって『WOOD JOB!〜…

石井裕也監督『ぼくたちの家族』を見る(6月1日)

川越から車を走らせて(運転は妻)、入間の映画館で石井裕也監督『ぼくたちの家族』を見る。 ★ 長塚京三、原田美枝子、妻夫木聡、池松壮亮という出演陣だけ見てもおもしろくないわけがない、とおもいながらも、不安なのは、<バラバラだった家族が、母の病気…