かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

読書

我孫子の「志賀直哉展」を見にいく(10月4日)

「志賀直哉展」のチラシ(表)。志賀直哉がだっこしているのは、白樺文学館に本展の遺品を寄贈した山田裕氏。 ★ 10月4日、日曜日。曇り。 千葉県我孫子の「白樺文学館」へ、「志賀直哉展」を見にいく。 「浦和南IC」で高速に乗り→外環道→常磐道→柏IC下りる→…

天然妻に救われた私小説作家・尾崎一雄デビューのころ(尾崎一雄著『あの日この日』、「芳兵衛もの」から)

尾崎一雄氏。 Amazonを検索してみたら、尾崎一雄の、これまで電子書籍になかった著書が、Kindle化されていた。 ずいぶん前から、尾崎一雄の作品を読み直してみたい、とおもっていたのだ。しかし、Kindle化されているものは、少ししかなかった。 今回うれしか…

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』〜赤木雅子、相澤冬樹著『私は真実を知りたい』(9月10日)。

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』。 ★ 9月10日(木)。 「イオンシネマ板橋」へ、朝一番10時15分の上映で、藤井道人監督、清原果耶(きよはら・かや)主演の『宇宙でいちばんあかるい屋根』を見にいく。 監督の藤井道人は、『新聞記者』に続く作品。『新…

双子家族と昼食〜『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』を読む(9月5日)。

9月5日、土曜日。炎暑続く。 11時半から日本生命の保険屋さんくる。妻はなんどもあっているけど、わたしははじめて。面通しと書類を何枚か書く。 保険屋さんに、双子の女子(高校生)がいるというので、ちょっと雑談する。うちのちびたち(孫)は、どんな女…

『ビートルズ・クラシックス』〜小説『夜の果てまで』〜映画『オフィシャル・シークレット』(8月30日)。

8月30日、日曜日。暑い。 ギャヴィン・フッド監督、キーラ・ナイトレイ主演の『オフィシャル・シークレット』を見たかったけど、埼玉県では、新都心の「MOVIX さいたま」しかやってない。 クルマで40分ほど走って、新都心へいく。 クルマのなかで、きのうこ…

赤羽駅東口で、山本太郎氏の街頭演説を見る!

6月27日、土曜日。赤羽駅東口で、都知事選に立候補した山本太郎氏の街頭演説を聴く。 少し早くいったので、ボランティアの活躍を見せていただき、チラシやハガキが10枚はいった茶色の封筒などをもらう。 前半山本太郎氏がなぜ国政ではなく都知事に立候補した…

石井妙子著『女帝 小池百合子』と、山本太郎氏の都知事選出馬!!(重要な追記あり)

6月14日、日曜日。雨。 川越の「K'Sデンキ」で、ワイハイの充電器コードを買い、上尾の「日々喜の湯」へいく。コロナ騒動で、しばらくぶりの「日帰り温泉」。雨のせいもあってか、それほど混んでなかった。 妻が、1時間のマッサージを予約していたので、わ…

藤本国彦著『ゲット・バック・ネイキッド 1969年、ビートルズが揺れた22日間』を読む。

映画『レット・イット・ビー』のワン・シーン。これがいっぱんに「ゲット・バック・セッション」といわれている。 ★ 6月4日、夕方。 携帯電話(折りたたみ式)の画面が点滅を繰り返し、通話もメールもできなくなった。家に電話する用があったので、近くの公…

原作『朗読者』と映画『愛を読むひと』。

映画『愛を読むひと』。 先に、スティーブン・ダルドリー監督、ケイト・ウィンスレット主演の映画『愛を読むひと』(2008年製作、アメリカ・ドイツ合作)をDVDで見る。 そのあとから、ベルンハルト・シュリンク著『朗読者』(松本美穂訳、1995年出版)を電子…

午前、「森のさんぽ道」を歩く。午後、高部務著『新宿物語』を読む(4月25日)。

「森のさんぽ道」へ分けいっていく。 4月25日、土曜日。晴れ。 午前、娘&双子と、クルマで15分ほどのところにある「森のさんぽ道」の駐車場で待ち合わせる。 ここの森は、細い道と道案内の看板があるくらいで、遊具もなにもない。歩くひとも少ないので、い…

永島慎二作、マンガ『若者たち』(1968ー1970年連載)を読む。

若者たち作者:永島 慎二発売日: 2017/05/29メディア: Kindle版 阿佐谷にある、新人マンガ家・村岡栄(22歳)が住む木造の3畳アパート。もちろんお風呂はないし、トイレは共同。 この3畳アパートに、詩人、小説家、画家、ミュージシャン志望の若者たちが同居…

原田マハ著『キネマの神様』は、山田洋次監督でどんな映画になるのだろう?(4月13日)。

キネマの神様 (文春文庫)作者:原田 マハ発売日: 2011/05/10メディア: 文庫 4月13日、月曜日。雨と風。 新型コロナウィルスで自宅を出ないよう要請が出ていたが、この日、東京に用があって、ひさしぶりに出かける。 雨にくわえて、強い風。天気が最悪だった。…

吉川トリコ著『グッモーエビアン!』を読む。

グッモーエビアン!作者:吉川 トリコ発売日: 2010/06/04メディア: Kindle版 先に見た山本透監督の映画『グッモーエビアン!』がおもしろかったので、原作も読んでみた。 自分の家の常識に疑問をもっている中学生女子・ハツキ。 元パンク・バンドをやっていた…

ビートルズの本に登場した「ジュディ・ガーランド」。

ルーフトップ・コンサートのビートルズ作者:トニー・バレル発売日: 2019/01/30メディア: 単行本 最近読んだのが、トニー・バレル著(葛葉哲哉訳)『ルーフトップ・コンサートのビートルズ 世界を驚かせた屋上ライブの全貌』。 この「ルーフトップ・コンサー…

マンガ『僕はビートルズ』を読んだ!

きっかけは、のんちさんがブログで紹介してくれたのを読んで。さっそくAmazonで検索し、中古品全10巻をみつけて注文した。 nonchi1010.hatenablog.com ★ 原作:藤井哲夫。作画:かわぐちかいじ。 現在(といってもこの作品が講談社の『モーニング』に連載さ…

里見弴の文学的覚悟(山内静夫著『八十年の散歩』から)。

八十年の散歩作者: 山内静夫出版社/メーカー: 冬花社発売日: 2007/11/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る 山内静夫は、1925年、作家・里見弴の四男として誕生し、成長してからは、松竹へ入社。小津安二郎の『早春』(1956年)以降の作品の…

映画『アイネクライネナハトムジーク』と山本太郎『闘いの原点ーーひとり舞台』(10月2日)。

10月2日、水曜日。晴れ。 池袋の「グランドシネマサンシャイン」へ、今泉力哉監督の『アイネクライネナハトムジーク』という長いタイトルの映画を見にいく。見る動機は、主演のひとりが多部未華子だから(笑)。 青春群像劇、というだけで、ほかの情報を知ら…

藤枝静男著『志賀直哉・天皇・中野重治』を読む(9月16日)。

志賀直哉・天皇・中野重治 (講談社文芸文庫)作者: 藤枝静男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/01/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 9月16日、月曜日。祭日。 夕べ、夜中に目を醒ましていたので、朝眠い。 ソファに横になりながら、夜から…

映画『ロケットマン』とマンガ『美は乱調にあり』(9月4日)。

映画『ロケットマン』。 9月4日、水曜日。晴れ。 炎天下、歩いていける「イオンシネマ板橋」へ、エルトン・ジョンを描いた映画『ロケットマン』を見にいく。 はじめにいってしまうと、わたしはエルトン・ジョンにほとんど興味がない。なので行くかどうか迷っ…

山田太郎、雨宮処凛著『僕にもできた! 国会議員』を読む(8月22日の前半)。

★ 8月22日、木曜日。晴れ。 午前、20分ほど歩いて、駅の反対側にある「N内科クリニック」へいく。 7月の健康診断で「不整脈」の兆候があると診断され、近くの「内科」をさがして、「N内科クリニック」をみつけた。 お盆休みの前に初診で、やはり「心房細胞」…

金子文子「地上は今や権力という悪魔に独占され、蹂躙されているのであります。」(『女たちのテロル』)

映画のなかの金子文子と朴烈(映画『金子文子と朴烈』のワンシーン) ★ 金子文子曰く。 かくして自然の存在たるすべての人間の享受すべき地上の本来の生活は、よく権力へ奉仕する使命を完うし得るものに対してのみ許されているのでありますから、地上は今や…

金子文子「人間は人間として平等であらねばなりませぬ」(『女たちのテロル』から)

ブレイディみかこ著『女たちのテロル』。 ★ 金子文子曰く。 私はかねて人間の平等ということを深く考えております。人間は人間として平等であらねばなりませぬ。そこには馬鹿もなければ、利口もない。強者もなければ、弱者もない。地上における自然的存在た…

朝倉かすみ著『平場の月』を読む。

8月にはいってから暑い日が続いている。映画館へいくのも、たいぎ。クーラーを効かせて、家のなかに閉じこもる日が多くなる。 怠惰でからだを動かさず、お酒を飲みながらの怠け読書。朝倉かすみの『平場の月』を電子書籍で読み終えた。 電子書籍の「本の情報…

今村夏子の小説『むらさきのスカートの女』と深田晃司監督の映画『よこがお』(7月27日)。

7月27日、土曜日。晴れ。蒸し暑い。 数日前から喉が痛く、咳がときどき出る。この日も、マスクをして外出。「角川シネマ有楽町」へ、深田晃司監督の『よこがお』を見にいく。 ★ 早く着いたので、新有楽町ビルのなかにある「ルノアール」で、コーヒーとトース…

参議院選挙の日(7月21日)。

7月21日、日曜日。曇り時々雨。 午前、わたしは期日前投票を終わらせているので、妻はひとりで投票へいく。わたしはソファで寝転びながら、ぐうたら読書。 金子文子の手記『何がわたしをこうさせたか』を区切りのいいところまで読み、途中から電子書籍に切り…

上西充子著『呪いの言葉の解きかた』を読む。

呪いの言葉の解きかた作者: 上西充子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2019/05/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 「文句を言うな」 「君だって一員なんだから」 「嫌なら辞めちゃえば?」 「母親なんだからしっかり」. . . 政権の欺瞞から日常の…

公衆の前で読み上げられた金子文子のラブレター。

6月24日、月曜日。雨。 読みかけの本が溜まるばっかりなので、朝、喫茶店に寄って、コーヒーを飲みながら、読書タイム。 時間をかけ過ぎた瀬戸内寂聴著『余白の春』をやっと読了。 ★ 金子文子は、朝鮮人・朴烈(ぱくよる)とともに、関東大震災の直後に、「…

映画『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』と、<みほーさん>が翻訳したミステリー『彼女のかけら』(3月16日)。

3月16日、土曜日。 70年代のデヴィッド・ボウイをギタリストとして支えたミック・ロンソンのドキュメンタリー映画を、「新宿シネマカリテ」へ見にいく。 【映画 予告編】 ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡 途中電車のなかで眠かった。 でも音楽映画…

真山仁著『そして、星の輝く夜がくる』を読む。

そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)作者: 真山仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/12/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る これも、時間が経ってしまったので読書記録として。 読んだきっかけは、「3・11」の震災の日がくるから、と…

北村薫著『ターン』を読む。

ターン (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06/28メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 636回この商品を含むブログ (179件) を見る もうだいぶ読んでから時間が経ってしまったので、簡単に読書記録として。 ★ 主人公の版画家・森真希…