かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ウッディ・アレン監督「メリンダとメリンダ」

今日はギンレイ・ホールで「メリンダとメリンダ」、「ライフ・アクアティック」と2本立てを見てきましたが、あまりおもしろくありませんでした。「メリンダとメリンダ」はウディ・アレンの作品です。ひとりの女性の人生を、喜劇的にみるか、悲劇的にみるか、その視点によってどちらにも解釈できる、というようなテーマを実際に映像でみせてくれるわけですけど、監督自身がおもしろがっているほど、ぼくには面白く感じられませんでした。ひとりの女性の人生を、小手先でいじられているようで、それもいい気持ちがしませんでした。

さらに「ライフ・アクアティック」のユーモアは、ぼくにはちょっと退屈でした。途中で出たくなりましたが、座席が通路から遠かったので最後まで我慢してみていました。映画のなかで使われているデヴィッド・ボウイの音楽だけがよかった(笑)。