かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ロベルト・シュヴェンケ監督「フライトプラン」


ジョディ・フォスターの新作、ということで地元の映画館へ見にいってきました。飛行機内の密室サスペンスといったらよいのか、大きなスクリーンで見ると迫力がありました。しかし、この映画の魅力は90%、ジョディ・フォスターの熱演にあります。表情だけで、サスペンスの高まりを表現できるのが彼女の演技力のすばらしさ。「羊たちの沈黙」で、アンソニー・ホプキンスの人食い博士と対峙した、あの迫力ある演技です。

しかし、いってみればこの「フライトプラン」は、ジョディ・フォスターのパワフルな演技をのぞけば、あとは何が残るのだろうか、そんな気がしなくもありませんでした。