１冊はシリーズで発売されている「ロック栄光の50年」。今日買ったのは1965年のフォーク・ロックの特集。ボブ・ディランを中心に、ディランとビートルズが融合した新しい音楽の時代的な背景をとらえようとしたもの。出たのは昨年末だが、このシリーズ全部揃えるわけでもなく、気が向くと買っている。
２冊めはKAWADE夢ムック「文藝別冊」で「古今亭志ん生特集」。このシリーズはビートルズはもちろんのこと、４人のソロ活動をそれぞれ特集した１冊があり、ビートルズ・ファンにはお馴染みのシリーズ。１冊まるごと、それぞれジョージ・ハリスンやリンゴ・スターの特集をやってくれたときは喝采したい気分だった。ちなみに黒澤明や小津安二郎特集はあるが、成瀬巳喜男はまだないぞ(笑)。乞うご期待。志ん生の落語は図書館のCDで、あるだけ順々に聴いて、ファンになってしまった。
３冊めは書店員が選ぶ「本屋大賞2006」。「本屋さんが一番売りたい本」を集計したものだ。2006年の本屋大賞は、リリー・フランキーの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。もちろんまだ未読なのでチェック。将来出あえそうな面白本がずらずら紹介されている。小川洋子の「博士が愛した数式」は何年かに、ここで大賞を受賞した作品だ。
