先日、12年間の軌跡を編集したライヴ映像を楽しみましたが、こちらは2003年のライヴ。リンゴは今年の夏、アメリカで最新のオール・スター・バンドのツアーをやっているので、このライヴはその前回になるのだ、とおもいます。
- メンバーは以下の通りです。
- リンゴ・スター/ドラムス
- シーラE/ドラムス
- ジョン・ウェイト/ベース
- コリン・ヘイ/ギター
- ポール・キャラック/キーボード
- マーク・リベラ/サックス&ハープ
- 演奏曲目
- It Don't Come Easy
- Honey Don't
- Memphis In Your Mind
- How Long (Paul Carrack)
- Down Under(Colin Hay)
- When I See You Smile(John Waite)
- Love Bizarre(Sheila E.)
- I Wanna Be Your Man
- Yellow Submarine
- Living Years(Paul Carrack)
- Who Can It Be Now(Colin Hay)
- Missing You(John Waite)
- Glamorous Life(Sheila E.)
- Don't Pass Me By
- Boys
- With A Little Help From My Friends
バック・メンバーは、ぼくのあまり知らないミュージシャンがおおく、これまでのオール・スターズの面々に較べると、小粒な感じがしますが、演奏はまとまりがよくて、楽しめました。
リンゴはいつもながらスリムで、元気です。まったく歳のわからない人ですね。おなかもホッソリしていて、羨ましい(笑)。とても、暴飲暴食をしていては、保てない体型です。
はじめて披露する「ドント・パス・ミー・バイ」では、キーボードを弾きながら歌う、多彩なところを見せてくれました。
そして何よりも「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」と「ボーイズ」をビートルズ時代のライヴを彷彿させるように、ドラムを叩きながら歌ってくれました。いいですね、最高です。日本公演でも叩きながら歌った「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」ですよ。そして、ぼくは最高に好きな初期のロック・ナンバー「ボーイズ」も。レコードでは、間奏にはいるとリンゴは「オーライ、ジョージ!」と呼びかけておりましたが、今回ではコリン・ヘイに声をかけています。
ゲストでは、シーラーEがチャーミング。かわいいだけでなく、華麗なドラミングが、やや地味めな今回のオール・スター・バンドを紅一点で彩っておりました。