かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ローランド・ジョフィ監督『キリング・フィールド』(ビデオ)

キリング・フィールド スペシャル・エディション [DVD]


国際状況の背景がわかっていないので、虐殺の事情がよくわかりませんでした。現地人の新聞記者が、囚われ、暗い画面のなかで捕まって縛られたり、また助けられたり、いろいろな状況を経て助かるのですが、彼を助けたひとが突然射殺されたり、ストーリー的に細かな経緯がわかりにくいまま話がすすんでいきました。

お酒も飲まず、自宅で見るなかではかなり集中して見たつもりですが。映画館で見れば、違う感銘を受けたのかもしれません。

虐殺あとの骨が並んだ光景は、迫力がありました。恐ろしい映画ですが、その恐ろしさの正体がもう1つわからないため、はがゆい気持ちがしました。映画の背景への事前の理解が必要なようです。