かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

レンタルで見た映画はもう1つでした


日本以外全部沈没 [DVD]
久しぶりにレンタル屋さんへいって、2本映画を借りました。1つは河崎実監督『日本以外全部沈没』。昨年見た新しい『日本沈没』が、タメ息が2つ3つ連続するような問題作だったので(笑)、その口直しとして、パロディに少し期待しました。しかし、新版『日本沈没』よりは、こちらの方がまだましかな、という程度で、粗雑なつくりにはガッカリ。


小松左京の原作は、母国を失った日本人が難民として、はじめて外国へ移住するまでの序章のようなものでしたが、『日本以外全部沈没』は、唯一沈没しなかった日本へ、外国人が難民としてやってくる、というお話。


急に世界でもっとも強い立場になった日本は、世界の難民をどのように扱うか、というテーマでありますけど、笑わせながら鋭く問題を突く、という作品にはなっておりませんでした。笑いとしても、中途半端かな?


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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(期間限定) [DVD]
もう1本は、話題作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(ゴア・ヴァービンスキー監督)。こちらは、1作目は映画館で見ていたので2作目も名画座へきたら見ようとおもっていながら、何かタイミングが悪くて見そびれていました。

案の定、テレビ画面で見るとなると楽しさ半減で、ちょっと残念でした。それでも、この2作目を見ておかないと、3作目には御大キース・リチャーズが出演するというので、そのときのために、スジを頭にいれておかなければなりませんでした。

ジョニー・デップの船長は、キャラクターのモデルがキース・リチャーズということで、なかなか怪演でした。キースのキャラクター、たしかに映画向きです。ジョニー・デップは、いいところ突いていますね(笑)。