かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

またもや映画が「たきおか」へ(1月27日)

きのうは、きょねん公開されて気になっていた西川美和監督『ゆれる』を名画座へ見にいこうとおもっていました。ところが、会社の仲間に「『たきおか』へいきませんか」と誘われたとき、「きょうは映画にいくんです」といって断ることができませんでした。

朝7時半、上野の立ち呑み屋「たきおか」へ。

広い店の、カウンターに先客はひとりだけ。カウンターの奥をふたりで陣どって黒ホッピーを飲みはじめました。8時をすぎるとすぐに客がふえてきて、まずはカウンターがいっぱいになります。ぼくらはさらに奥へつめて、よくにこんである煮込み、新鮮なまぐろとしめ鯖、カシラの塩焼きなどをつまみながら、黒ホッピーをおかわりしました。

同行のIさんは、蒲田にアパートがあります。彼は安くておいしくて居心地のいい立ち呑み屋をさがすのが趣味で、そういう意味では蒲田は興味が尽きない土地だと、いつも蒲田を絶賛しています。

Iさんは、蒲田にあたらしくできた立ち食いの「くま寿司」のファンです。きょねんは忘年会の3次会で、ぼくもはじめておしかけました。席はカウンターだけで、7人くらいでいっぱいです。

Iさんの数日前のおはなし。

「くま寿司」でIさんがビールを飲みながらお寿司を食べていたら、みかけないお客さんがきていたそうです。それとなく「なんでこのお店をしりましたか」ときくと、「ブログの女王の記事を読んできました」とこたえたそうです。

その客が帰ってから、、、

「くま寿司」のマスターが、「Iさん、さっき若い女性が奥にいたでしょ。あれがさっき話していた『ブログの女王』ですよ。最近、ときどき来てくれるんです。立ち呑みのブログをやっていて、人気があるみたいです。あれで見たというお客さんがたまにきます」

Iさんは、すこし前まで、静かにひとりでお酒を飲みながらお寿司をつまんでいた、若い女性を改めて思い出したそうです。

で、そのブログをみつけました。

「くま寿司」の記事は、こちら
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そんな立ち呑みのよもやま話をききながら楽しく呑んでいたら、もう11時。3時間半も飲んでいたことになります。黒ホッピーを何杯飲んだやら(笑)。

「たきおか」をでて、いい気分であるきながら、ぼくは上野駅へ、Iさんはいつもいくパチンコ屋さんへ、わかれました。