かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

水田伸生監督『舞妓Haaaan!!!』


「極貧荘」の利点の1つは「サティ」(板橋)の映画館へ歩いていけること。夜ひとりでお酒を飲みながらふと思い立ち、気になっていた『舞妓Haaaan!!!』を見てきました。21時からの割引料金(1200円)を利用ですから、お酒で眠くなるのが心配でしたが。

舞妓Haaaan!!!』は、予告編を見たときから興味をもっていました。こういう映画に興味を覚えるのは、以前見た『下妻物語』にすっかり魅せられてしまったその後遺症です。同じ中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』は、それほどおもしろいとはおもいませんが、『下妻物語』は、いまでもいくつかのシーンやセリフが頭に浮かんできます。


さて『舞妓Haaaan!!!』はどうでしょうか?

主演の阿部サダヲは大活躍の出ずっぱり。柴咲コウの、前半に見せる、ブスの演技がたのしい(笑)。しかし、もとが美人ですから、後半は、どんどんきれいになってきますが。

なんといっても、阿部サダヲ演じる<おバカさん>に、あんな美人が惚れてくれるという設定がうれしいですね。これなら誰にでも希望がもてるというもの(笑)。

しかし、全体でみれば、特に新しいこともなく、豪華絢爛も『さくらん』には及ばず、主人公が「舞妓Haaan」が好き!……ということに何か寓意がこめられいるわけでもなく、乱痴気騒ぎのまま終ってしまいます。


映画館を出ると、深夜0時。雨上がりのせいか、夏なのに寒々しながら「極貧荘」まで歩きました。


★(7月19日のこと)