現在の甘くけだるいブライアン・フェリーを見ていると、ロキシー・ミュージックが先鋭的なロック・グループとしてデビューしたことが想像できないかもしれません。ぼくも、後追いでファンになったので、彼らの存在を知ったのは少しあとですが、たちまちファンになってしまいました。
1972年デビュー・アルバム『ロキシー・ミュージック』を発表。
このときのメンバーは、、、
ロキシー・ミュージックがふしぎなのは、ロックのルーツにある、ブルースやカントリーの匂いがしない(とぼくには思われた)、ということです。あとになって、ブライアン・フェリーのたくさんのカバー・ソングを聴くとそれが間違いであることにきづくのですが。
デビュー・アルバムの1曲目にいきなり登場するのが、この衝撃的な「Re-Make/Re-Model 」です。音質はもうひとつですが、彼らの鋭角的な雰囲気は感じとっていただけるとおもいます。
そして、同じ年シングルで発売されたのが、この「Virginia Plain 」。
どうでしょう? いかにも英国産のロックという気がしませんか。
【了】