かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

今井正監督『また逢う日まで』(1950年)


また逢う日まで [DVD] COS-014
お金持ちの学生(岡田英次)と貧しい絵描き(久我美子)の恋愛映画。


ガラス越しのキスが有名になりました。冷たいガラスの向こうとこちらで、キスを交わすシーンは、見ていてドキドキしますが、これで相手に触れたい、という想いが果たせるのか、とおもっていたら、別のシーンでは、ガラスはなしにキスをしていたので、ちょっと安心しました(笑)。


二人は、上野駅で待ち合わせますが、岡田英次は、同居している兄嫁が流産しそうで、上野駅へいけません。


ひとり上野駅で待ち続ける久我美子。そこへ空襲が……。爆撃で、上野駅は、壊滅状態。


戦争の悲劇を描いたメロドラマでした。


【注】:こちらに、ringoさんの感想があります。