今日はやらなければならないこともあるので、まっすぐ極貧荘へ帰る予定でしたが、そういうときに限って、池袋から乗る東武東上線が、柳瀬川駅付近で起きた、電車と乗用車の接触事故により、不通。
復興の見通しは当分ない、との放送で、いったん乗った電車を下り、改札を出る。
赤羽の立呑み「いこい」に行くか、池袋の立呑み「ふくろ」に寄るか、考えたが、時間がちょうどあえば、新文芸座の川島雄三特集を見ようとおもって、行ってみる。
川島雄三監督には関心があるけど、上映しているのは、川島が会社企画でこしらえたような『喜劇とんかつ一代』と、『イチかバチか』の喜劇2本立て。しかし、上映時間に、あと20分ほどでちょうどよかったので、「友の会」会員を更新し、映画館へはいる。
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■『イチかバチか』(1963年)
川島雄三監督の遺作。地方の市長が、町へ工場を誘致しようとすることから起こる、地方政治家の勢力競争を素材にしたドタバタ喜劇だが、話は退屈、ぼくは1度も笑えなかった。