2009-09-17 塚本晋也監督『六月の蛇』(2002年) 青みがかったモノクロームの画面と、雨垂れの音に引き込まれる。 神足裕司演ずる潔癖性の夫、黒沢あすか演ずる妻、ストーカー男(塚本晋也)の三人の織り成す愛の物語。 とても美しい映画でした。 (「関心空間」より) まさにその通りの強い磁力を持った映像なのだけど、途中ストーカーが夫を殴る蹴るの暴力シーンが出てきて、見るのをやめてしまった。これだけ執拗な暴力シーンが必要なのだろうか。 道徳的な問題ではなくて、生理的に耐えられなかった。