かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

佐々部清監督『ツレがうつになりまして』(2011年)



ロード・ショーのときに見逃してしまい、こんどDVDで見ましたが、おもしろかったです。


宮崎あおいは、先日見た『わが母の記』では、意思の強い末っ子のお嬢さんを演じていましたが、この映画では、あたたかで優しい若奥さんが、よくにあっていました。宮崎あおいさん、ていう女優は、ユニークで可愛いなあ、といつも映画をみると、おもいます。



堺雅人が、うつ病になってしまう夫の役をやっています。


これが、やりすぎずふざけすぎず、微妙なところでおかしみのあるうつ病の演技をやっていて、感心してしまいました。


<夫のうつ病に対して夫婦で協力して闘おう!>なんていう力みがぜんぜんなくて、、、


<がんばり過ぎずに、病気と静かに共存していこう>という映画のテーマが、自然に伝わってきました。