かぶとむし日記

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ジョン・レノン「ニューヨーク・シティ」


サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ60;リミックス&デジタル・リマスタリング62;

サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ60;リミックス&デジタル・リマスタリング62;


「ニューヨーク・シティ」は、1972年に発表された『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』に収録されているストレートなロック・ナンバーである。


このアルバムは、二枚組アルバムで、政治色が強いとか、歌詞に深みがない、とか、当時から否定的に語られることが多いけど、どうなのだろうか。


わたしは、英語の歌詞がわからないので、歌詞の深みや政治色はよくわからないままで聴いていた。


たしかに、雑多で、オリジナル録音に、ライブ音源がまじり、ライブでは長い即興演奏がまじっているので、二枚を一気に通して聴くのは、つらかった。


でも、「女は世界の奴隷か!」は、メロディとジョンの声がぴったりでよかったし、「ニューヨーク・シティ」は、ソロになってからはめずらしい、荒削りのロックン・ロールが最高である。


わたしは「ツイスト・アンド・シャウト」のころから、ジョン・レノンのけたたましいシャウトが大好きなのだ。