- 作者: ブラッドトリンスキー,Brad Tolinski,山下えりか
- 出版社/メーカー: ロッキングオン
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本
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天気がよかったので上野へいく。きのうブラッド・トリンスキー著『奇跡〜ジミー・ペイジ自伝』を買ったので、電車で読む。自伝といっても、『エリック・クラプトン自伝』や『ボブ・ディラン自伝』のように自分で文章を綴ったものではなく、著者がジミー・ペイジへのインタビューをもとにして、再構成したもの。私生活を描くものではなく、あくまでジミー・ペイジの音楽の歩みをとらえようとしたもの。
それでいいし、十分興味深い。
セッション・ギタリスト→ヤードバーズ→レッド・ツェッペリンへの変遷が詳細に語られている。カバンにいれて歩くのにはかさばりすぎるが、ちょっとでも時間があくと読んでいる。
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●「ラファエロ展」から<大公の聖母>
上野の西洋美術館で、ずっと気になっていた「ラファエロ展」を見る。平日でもひとが多い。人垣越しに見るので、なかなかわきにある絵の解説を読めない。
インターネットの国立西洋美術館の案内では、次のように解説している。
本展にはペルジーノらの影響が色濃く残る修業時代の作品から、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロに触発されたフィレンツェにおける作品、そして1508年にローマへ上京し、教皇のもとで数々の大規模プロジェクトに携わった晩年の作品まで、20点以上のラファエロ作品が集結します。特に《大公の聖母》はラファエロの描いた数ある聖母子像の中でも、最も有名なもののひとつです。さらにラファエロの周辺で活動した画家たちや、彼の原画による版画、それを図案化した工芸品等に至るまでを合わせ、計約60点が会場に並びます。以後の美術表現に絶大な影響を与えた画家ラファエロの全貌を知る、絶好の機会となるでしょう。
<大公の聖母>の聖母は美しく、ひときわ多く人垣ができていた。
「ラファエロ展」を見てから、常設展にもまわった。はじめてではないので、モネの「舟遊び」や「睡蓮」を少しゆっくり見て、あとはひと通り眺めて出る。
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上野公園から線路沿いの坂を下りて、立飲み「たきおか」へ寄る。カシラの串、野菜の天ぷらをつまみに、チューハイ3杯を飲んで出る。
銀座線で浅草へ向かう。浅草寺もにぎわっていた。境内を歩いて横道へそれていくと、ひと通りが少なくなる。ホッピー通りも、平日のせいかそれほど人が多くなかった。
演芸ホールから路地へはいったところにある、浅草へ来るとよく寄る立飲み屋(女性ばかりが何人かでやっているお店で、とにかく安い)のシャッターが閉まっていたので、その近くにあいている立飲み屋があったので寄る。ほかに客はいないくて、静かだった。
外はまだ明るい。『ジミー・ペイジ自伝』を読みながら、濁り酒を飲む。