息子のN(33歳)と上野公園口で待ち合わせ、 東京藝術大学大学美術館へ「夏目漱石の美術世界展」を見にいく。
10代のころから夏目漱石は愛読していたが、美術との関係についてほとんど何も知らなかった。それが企画者の説明を聴いて、よくわかった。漱石がたくさんの絵を見て、それを描写やイメージの糧にしていたことも理解できた。
こういう展覧会は、漱石文学と絵画への理解がそろわないとできない貴重な企画だとおもった。
パンフレットを買って美術館を出たら、3時間半も経っていた。腹もへったし、喉もかわいた。
Nと漱石について話しながら、上野の居酒屋を「たきおか」ともう一軒ハシゴして、別れる。