落語で好きな演目はいろいろあるけれど、金原亭馬生では「笠碁」が好きだ。碁はできないけれど、将棋には少し凝ったことがある。「笠碁」の「待った」をめぐる馬生の表現は鋭くて感心してしまう。
後半の、寅さんにも引用されている店の前をいったりきたりの心理戦もおもしろいけれど、前半の「待った」をめぐっての一言一句の応酬は、ズバリ的確で何度も聴きいってしまう。
落語で好きな演目はいろいろあるけれど、金原亭馬生では「笠碁」が好きだ。碁はできないけれど、将棋には少し凝ったことがある。「笠碁」の「待った」をめぐる馬生の表現は鋭くて感心してしまう。
後半の、寅さんにも引用されている店の前をいったりきたりの心理戦もおもしろいけれど、前半の「待った」をめぐっての一言一句の応酬は、ズバリ的確で何度も聴きいってしまう。