かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

春画展を見にいく(9月30日)


電車で川本三郎著『はるかな本、遠い絵』の続きを読む。川本さんの読書量は、とてつもない。それもさりげなくて、「え? こんなものも読んでいるの」と、いつもおどろいてしまう。川本さんから紹介される本は、みんなおもしろく見えて、読みながらメモして、Amazonから何冊注文したかわからない。未読の本が溜まって困るけれど、川本さんは読書欲と散歩欲をバンバン刺激してくる。




有楽町線江戸川橋駅下車。永青文庫へいくのははじめてなので地図で調べたら、椿山荘のすぐ先だ。椿山荘へいくときのように、川沿いを歩く。秋らしいいい天気で、気持ちがいい。


椿山荘の入り口を過ぎて、右に折れる。工事中の石段を登ると、坂の途中に永青文庫は、あった。


春画展↓
http://www.eiseibunko.com/shunga/


混雑は予想していたけれど、平日でも満員。入場規制がかからないだけマシか。展示室へ入るところからもう列ができていたので、順番に見るのはあきらめて、空いているところからあちこち移動して見る。


絵のことはわからないけれど、男と女は(時には男男、女女も)、平安時代鎌倉時代、江戸時代と、同じことを一生懸命やっているんだなあ、とあらためて感心しながら見てまわる。


永青文庫を出て、江戸川橋駅へもどるのとは反対方向へ坂を下りると、新江戸川公園へ出る。ここも工事中。掃除をしている男のひとに都電の早稲田駅へいく道をきく。


5、6分で早稲田駅へ出た。電車がすでに出発を待っていたので、すぐ乗る。久々の都電なので、前方の景色がたのしい。


都電の東池袋駅下車。池袋までぶらぶら歩いて、昼間でも飲めそうなお店を物色していると、午後2時から開店の「清龍」があったので、寄る。


電子書籍で、西川美和著『永い言い訳』を読みながら、さんまの刺身を肴に、酎ハイとホッピーを飲む。