かぶとむし日記

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杉山泰一監督『 の・ようなもの のようなもの』を見る(1月17日)



1月17日、イオン板橋で杉山泰一監督の『の・ようなもの のようなもの』を見る。この映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編のような体裁になっている。35年前のデビュー作に主演した伊藤克信は、今回も同じ落語家の志ん魚(しんとと)役で出演している。


35年前に見た森田芳光監督の『の・ようなもの』は、つくりが新鮮、この作品ひとつで、森田芳光という名前をしっかりおぼえてしまった。その後の森田作品も、『家族ゲーム』、『それから』(夏目漱石原作)は好きな作品で、繰り返し見ている。その森田芳光監督デビュー作の続編となれば、早く見てみたい。


でも、期待が高かったせいか、『の・ようなもの のようなもの』、つまり続編には森田作品のような鮮烈な印象は受けなかった。ストーリーもおもしろさを感じなかった。いつもドタバタ階段を降りてくる北川景子の美しさは見ていてたのしかったけれど。


ひさしぶりに森田芳光監督の『の・ようなもの』を見たくなった。