かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

恐喝されてもだんまりで反論ひとつないテレビ・メディアにがっかり。


高市早苗大臣の理不尽なテレビ・メディアへの恫喝発言。これに対して、青木理氏、大谷昭宏氏、金平茂紀氏、岸井成格氏、田勢康弘氏、田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏が、「私たちは怒っている」という抗議声明文を発表した。ほかにも、高市早苗大臣の発言に苦言を呈するひとの声や文章を、ラジオ、雑誌、インターネットなど、あちこちで見かける。多くのひとが、高市発言に、怒っているのだ。


ふしぎなのは、どうしてテレビ・メディアの側からの反論が出てこないのだろうとおもった。出演者の取り換えも、もやもやしたものが晴れない。政権からの圧力的な発言に反論ひとつできない現状を見ていると、ますますテレビというメディアへの不信感が強まってくる。


知る権利のよりどころだとおもっていたテレビ報道が、いざとなるとこれほど頼りないものであったとは。


いまからでも遅くない、とおもう。テレビ局側からの良心の声を聞きたい。