かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

まもなく公開される、たのしみな映画2本。


映画館で予告編を見ていると、これは見たいな、という映画と、自分とは関係ないなあ、という映画と、どちらとも決められない、という映画がある。どちらとも決められない映画は、もっと情報がふえると見たい映画に移動する場合もあるし、自分とは関係ないなあ、に変わっていくこともある。


いま特に見たいな、とおもっている映画は、是枝裕和監督、阿部寛主演の『海よりもまだ深く』(5月21日公開)と、前田司郎監督、小泉今日子二階堂ふみ主演の『ふきげんな過去』(6月25日)。どちらも当日が他の予定とぶつかっているので、公開日に見られるかどうかわからないけれど、1日も早く見たい。


是枝裕和監督は昨年『海街diary』で話題になったとおもったら、もう新作が公開ということで、1作1作ていねいに作っているわりに作品公開の間隔が短いのは、ファンとしてはうれしい。しかも、今回の作品は、主演が阿部寛、その母が樹木希林ということで、これはわたしが大好きな『歩いても歩いても』(2008年公開)と同じ母と息子の配置。『歩いても歩いても』の阿部寛は、失業中でもそれを両親にいえない肩身の狭い息子を演じていたけれど、今回は夢を追っても生活力がなく妻に離婚されてしまった「ダメ男」を演じるというので、どんなふうになるのだろう。


『海よりもまだ深く』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=nN4bzbwqtGg




もう1本の『ふきげんな過去』は、なんといっても小泉今日子二階堂ふみの共演がたのしみ。それだけで、見る動機として十分。この個性的なふたりの女優が「母娘」を演じるのだからたのしい。ポスターには、「たかが夏の冒険」とある。この文句もなんとなくワクワクさせてくれる。


『ふきげんな過去』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=OGIW6H1StTA