かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

映画『勝手にふるえてろ』と前川・寺脇対談『これからの日本、これからの教育』(1月8日)。

1月8日、月曜日。川越を出て、「ヒューマントラスト渋谷」へ、大九明子(おおく・あきこ)監督・脚本、松岡茉優主演の『勝手にふるえてろ』を見にいく。



早く着いたので、近くの喫茶「ルノアール」で、前川喜平・寺脇研の対談本『これからの日本、これからの教育』(電子書籍)を読む。



ゆとり教育」「生涯教育」「夜間中学」など、教育の格差を是正しようとするふたりの考え・姿勢に共感する。それに比べて、愛国心を強要し、「教育勅語」も教材に検討するような現在の政権の教育方針には嫌悪を感じるばかり。国粋主義の優等生をいくら増殖しても、日本は世界から孤立していくばかり。




11時40分から『勝手にふるえてろ』を見る。原作は、綿矢りさ。しばらく彼女の作品を読んでなかったので、「へえ、いまこういうのを書いてるんだ」と根拠のはっきりしない感慨あり。


映画は、松岡茉優という女優の魅力をいっぱい引き出した作品。女優の泣いたり笑ったりのいろいろな表情を見せてもらえる。彼女のなさけない表情が、またかわいい。



松岡茉優はかわいかったけれど。


ただ、内容的にはわたしにはどうでもよくて、なにも心にひっかかってこなかった。


勝手にふるえてろ』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=tA5U-TW3ZBk



帰り、明治通り沿いに「日高屋」があったので、みそラーメンと餃子をとって、ホッピーを飲む。