かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

鶴橋康夫監督『蚤とり侍』を見る(5月19日)。


5月19日、土曜日。中板橋の姉の家に泊まった妻と東上線の同じ電車で待ち合わせ、合流。きのうから駐車してある霞ヶ関駅(埼玉県)でクルマにのって、川越の家へ帰る。


11時45分から予約してあったので、妻の運転で、「ウニクス南古谷」へ、鶴橋康夫監督の『蚤とり侍』を見にいく。


『蚤とり侍』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=TbsbAzQPJY4

長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみとり」の仕事に就くよう命じられる。それは文字通り猫ののみを取って日銭を稼ぐものだが、実際は床で女性に愛をお届けする裏稼業であった。


長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねから下手くそと罵られたものの、伊達男・清兵衛の指南によって腕を磨いていく。そんな中、老中・田沼意次の失脚を受けてのみとり禁止令が敷かれ、寛之進らは突如として犯罪者扱いされてしまう。


(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/87769/


喜劇を見るとき、笑いのツボは、個人まちまちで、ぴったりハマることはけっこうむずかしい。それだから、ツボのど真ん中にはいる作品に出会えると、とても得したようなうれしい気持ちになる。


『蚤とり侍』は、残念ながら笑えなかった。


阿部寛寺島しのぶ豊川悦司大竹しのぶ風間杜夫斎藤工・・・と名優がそろって出演しているものの、阿部寛寺島しのぶをのぞくと、役柄の個性がきわだたない。阿部寛寺島しのぶのベッドシーンの生々しさばかりが印象に残ってしまった。



帰り、回転寿司の「スシロー」へ寄って川越の家へ帰る。