かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

*是枝裕和監督『万引き家族』を見る(6月9日)。

 

 

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6月9日、土曜日。


アパートのある東武練馬駅の喫茶店コメダ」で、妻と合流。「イオンシネマ板橋」へ、是枝裕和監督の『万引き家族』を見にいく。


万引き家族』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=d9HBnxtAIKo

 

東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。

 

そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。

 

 

(「映画.com」から)
https://eiga.com/movie/88449/

 
映画の公開が発表されてからたのしみにしていた作品。とにかくいま、1作1作が充実している是枝監督。


昨年、『三度目の殺人』が話題になっていたかとおもうと、もう次回作の公開。しかもカンヌ映画祭で最高賞のパルムドール受賞、という大変なおまけつきで。そのためか、是枝監督がメディアに露出する機会も多い。


リリー・フランキー樹木希林という常連の名優にくわえ、安藤サクラ松岡茉優という魅力的な女優が、是枝組初参加。ひとりひとり、俳優がよかった。


そして、子役の演出には定評のある是枝監督。祥太役の城桧吏、ゆり役の佐々木みゆ、自然に生き生きと動いていて、感心するしかなかった。是枝ファンならやっぱり『誰も知らない』(2004年公開)の子役たちの名演を思い出さずにいられない。


ていねいに深堀りされたひとりひとりの人物像、ムリのないスジ展開。スジやテーマにあわせて都合よく人物像が作られているのではない、という心地よい安心感。すべて感心するしかない。


役者はみんなよかったが、とりわけ安藤サクラの神がかった演技、ラストに至るまで目が離せない。



妻ともどもに安藤サクラを絶賛しながら、東武東上線で、的場の双子の家へ向かう。