川越駅へ出勤する妻に送ってもらい、「イオンシネマ板橋」へ、河瀬直美監督の『VISION』を見にいく。東武東上線に人身事故があって、電車が遅れていたが、あらかじめ早く出てきているので、あわてずにすんだ。
紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が奈良・吉野の山深い森を訪れる。彼女は、1000年に1度、姿を見せるという幻の植物を探していた。その名は“Vision”。旅の途中、山守の男・智(永瀬正敏)と出会うが、智も「聞いたことがない」と言う……。ジャンヌはなぜ自然豊かな神秘の地を訪れたのか。山とともに生きる智が見た未来とは―。
上記の公式サイトの説明を読んでも、どんな作品なのか見当がつかない。で、実際に映画を見ても、すっきりしなかった。芸術作品だから、わからないひとにはわからなくてもいい、というならそれまでのこと。河瀬直美監督の作品、これまでは無条件で見にいってたけれど、これからは事前に情報をみてから考えよう。
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もやもやした気分のまま映画館を出て、近くの「日高屋」で、ホッピーを飲みながらお昼を食べる。