かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ウッディ・アレン監督『女と男の観覧車』を見る。

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6月28日、木曜日。「イオンシネマ板橋」で、ウッディ・アレン監督の『女と男の観覧車』を見る。



『女と男の観覧車』日本版予告



時代は、1950年代。海辺の遊園地で働く主婦(ケイト・ウィンスレット)が主演。生活のために再婚しているが、再婚した夫への愛情は希薄。彼女には、息子がいるが、放火の常習犯で、彼女を悩ませている。彼女の現状は、余裕がなく、つねに神経は苛立っている。


そんな彼女へ、若い学生(ジャスティン・ティンバーレイク)が現れて、彼女は、その学生に夢中になる。少しくたびれて、生活感が出すぎのケイト・ウィンスレットがいい。


ケイト・ウィンスレットの再婚・夫の娘(ジュノー・テンプル、美人)が登場することになって、話がややこしくなる。ケイト・ウィンスレットが愛する青年が、その娘の方へ愛情を傾けていく。若い娘に嫉妬を燃やすケイト・ウィンスレットの姿が、あわれを誘う。そして、エンディングに向かって、話はますます騒然として、狂い出してくる。


蓄音機から聴こえてくるような音のこもった50年代風音楽がオシャレ。



帰り、「日高屋」で、ホッピーと冷やし中華で昼食をすませ、アパートへ帰る。