7月28日、土曜日。台風の接近が心配される1日。朝はまだ小雨だけれど、夕方以降、関東にも近づくので緊急な用がない限り外出を控えるように、とテレビなどでは言っている。
11時50分、妻と池袋駅で合流。駅地下の食堂でナポリタンを食べてから、有楽町線で有楽町駅へいく。
13時25分から、クラウス・レーフレ監督の『ヒトラーを欺いた黄色い星』を見る。
7000人ものユダヤ人が戦時下のベルリンに潜伏し、
1500人が終戦まで生き延びた衝撃的な史実!
いかにして彼らはヒトラー率いる
ナチスのホロコーストを免れたのか?
(映画公式サイトより)
http://hittler-kiiroihoshi.com
ナチス政権が支配し、ユダヤ人迫害が続くなか、地下に潜伏して戦後まで生き延びた4人の証言と、それをもとに作られたドラマで、弾圧のなかでの緊張した日々が描かれる。
正直なところ、ナチス政権のユダヤ人迫害を素材にした映画はたくさん見ているので、それほど新鮮なおどろきはなかった。4人の潜伏者が戦後まで生き延びたといっても、それで歴史に何かおどろきを与える、ということもないような気がする。ひとりひとりにとっては、とてつもない生死をかけたドラマだとおもうけれど、映画としては、一般の観客に何を伝えたかったのだろう。
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気になる天気は、小雨。台風のような強い風が吹き、激しい雨が降っている、というほどにはなっていなかった。映画館の向かいの中華屋さんで、焼きそばと餃子で食事。夕方からの「高橋真梨子コンサート」まであと2時間ほど。