2018年、秋におこなわれた、リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドのセット・リストをあげておきます。多少の変化はあるかもしれませんが、日本公演も、だいたいこのセットリストで演奏されるのではないか、とおもいます。
予定されている来日メンバーは、以下のとおりです。
- リンゴ・スター(ドラムス、ヴォーカル)
- スティーブ・ルカサー<TOTO>(ギター、ヴォーカル)
- グレッグ・ローリー<ex.サンタナ / ジャーニー>(キーボード、ヴォーカル)
- ヘイミッシュ・スチュワート<ex.アべレージ・ホワイト・バンド>(ベース、ギター、ヴォーカル)
- コリン・ヘイ<ex.メン・アット・ワーク>(ギター、ヴォーカル)
- ウォーレン・ハム<ex.ブラッド・ロック / カンサス ほか>(サックス、パーカッション)
- グレアム・グールドマン <10CC>(ベース、ヴォーカル)
- グレッグ・ビソネット<ex.デイヴ・リー・ロス>(ドラムス)etc.
ヘイミッシュ・スチュワートは、以前ポール・マッカートニーのバンド・メンバーとして来日したこともあるので、ご存知の方も多いのではないか、とおもいます。
以下、予想されるセットリストとヴォーカリストをあげておきます。
- Matchbox(リンゴ。ビートルズ『パストマスターズ』収録)
- It Don't Come Easy(リンゴ。ソロ・アルバム『リンゴ』収録。ジョージ・ハリスン、プロデュース。)
- Dreadlock Holiday(グレアム・グールドマン)
- Evil Ways(グレッグ・ローリー)
- Rosanna(スティーブ・ルカサー&ウォーレン・ハム)
- Down Under(コリン・ヘイ)
- Boys(リンゴ。ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』収録)
- Don't Pass Me By(リンゴ。ビートルズ『ホワイト・アルバム』収録)
- Yellow Submarine(リンゴ。ビートルズ『リヴォルバー』収録)
- I'm Not in Love(グレアム・グールドマン )
- Black Magic Woman / Gypsy Queen(グレッグ・ローリー)
- You're Sixteen(リンゴ。ソロ・アルバム『リンゴ』収録)
- Anthem(リンゴ。ソロ・アルバム『リンゴ 2012』収録)
- Overkill(コリン・ヘイ)
- Africa(スティーブ・ルカサー)
- Oye como va(グレッグ・ローリー)
- I Wanna Be Your Man (リンゴ。ビートルズ『ウィズ・ザ・ビートルズ』収録)
- The Things We Do for Love (グレアム・グールドマン)
- Who Can It Be Now?(コリン・ヘイ)
- Hold the Line(スティーブ・ルカサー)
- Photograph(リンゴ。ソロ・アルバム『リンゴ』収録。ジョージ・ハリスンとの共作)
- Act Naturally(リンゴ。ビートルズ『Help!』収録)
- With a Little Help From My Friends〜Give Peace a Chance(リンゴほか、メンバー全員)
(雑誌「ビートルズ・クラブ」ほか参照)
来年までにセットリストは変更されるかもしれませんが、それほど大きな変化はないとおもいます。
★
リンゴは、ソロ・ナンバーでは、アルバム『リンゴ』(1973年)から選曲されることが多いです。選曲がかたよりすぎているような気がしますが、それだけリンゴにとっても、ファンにとっても、特別なアルバムなのかもしれません。
ご存知のように、アルバム『リンゴ』は、ビートルズ解散後、4人がはじめて結集したアルバムとして、大きな話題を集めました。ビートルズがいよいよ再結成されるのでは、という期待も高まりました。でも、これはリンゴを応援するためのジョージ、ジョン、ポールの一時的な参加で、再結成にはつながりませんでした。
演奏は4人同時におこなっていませんが、ジョージ、ジョン、ポールが、リンゴにそれぞれ曲を提供。提供した曲には、当人も演奏に参加しています。
リンゴのためにもどってきたビートルズの3人。このアルバムを、わたしのように、涙ながらに繰り返し聴いたファンは多いとおもいます。もちろんアルバム『リンゴ』は大ヒットしました。
もうずっとむかし、1973年のことです。リアル体験された方は、どれだけいらしゃるでしょうか。
★
Ringo Starr - Matchbox Boys / Yellow Submarine (Tribute to The Beatles, 2014), 720p, HQ audio
2014年のライヴ。リンゴは、いちばん早くヴォーカルをとった「ボーイズ」はドラムを叩きながら歌いますが、あとはハンドマイクで歌っています。わたしは、ドラマーのリンゴが好きだったので、もっともっとドラムを叩きながら歌ってほしい、っていつもおもいます。