記事につかわれている「共同通信」の写真。
「共同通信」のニュースで、こんな記事が出ていた。
武田良太総務相は18日の衆院総務委員会で、昨年11月にNTTの澤田純社長やJR東海の葛西敬之名誉会長との会食に同席したことを認めた。「葛西氏から声を掛けられ出席した。会場に行った段階で澤田氏がいたと分かった」と述べた。関係業者からの供応接待を禁じる大臣規範に関し「出席者から特定の要望、依頼を受けたことはなく、規範に抵触する会食ではなかった」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7585e72a9dcd0f98173a7b520e42007fc80ab1b5
国会で「NTTとの会食があったか?」との野党の質問に、
「個別の事案に答えるのは控える」とか「国民の疑念を招くような会食や会合に応じたことはない」
野党の質問者が、「会食はあったのかどうか、それだけをお答えください」と詰め寄ると、壊れたテープのように、
「国民の疑念を招くような会食や会合に応じたことはない」を繰り返す。
国民が疑念を抱くかどうかは、おまえが判断することじゃあるまいに(ああ、胸糞が悪い!‥‥失礼。)
会食をしなかったのなら、「していません」のひと言ですむのだ。それが毎回毎回「国民の疑念を招くような‥‥」という枕ことばが、くっついてくる。
無駄な応答で、国会を停滞させても、この厚顔無恥男(武田総務大臣)は、なんともおもわない(らしい)。
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こういう厚顔無恥論法が、安倍政権下ですっかり定着してしまった。その場を逃げられれば、ウソをいおうと、「ごはん論法」をつかおうと、なにをしてもかまわないのだ。
そして、やはり「会食をしていた」ことがわかった。そうすると、先の記事のような、クドクドと言い訳がはじまる。徹頭徹尾、潔くない。
国会答弁のウソや言い逃げを取り締まる罰則はないのだろうか?