新河岸川の桜。
日曜日は、天気が悪くなる、というので、桜見物は、前日の3月27日に新河岸川(川越、氷川神社裏)へいってみた。
コロナ以前は、川沿いにずっと桜が咲いているので、ビールを飲みながら、散歩がてらよく歩いたが、今年はお店も出ていない。
新河岸川を、竿で漕ぐ小さな舟が、お客さんを乗せていた。
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3月28日(日)、曇り。夜、雨激しくなる。
午前、「ウニクス南古谷」へ、吉田大八監督、大泉洋主演の『騙し絵の牙』を見にいく。
スケールの大きな騙しっこ映画というと、田中亮監督、長澤まさみ主演の『コンフィデンシャルJP』がある。『騙し絵の牙』は、仕掛け、華やかさとも、それには及ばない感じする。でも、おもしろかった。
松岡茉優の、いつもなにかにおどろいているような大きな目が、かわいい。
佐藤浩市は、三谷幸喜監督の『マジック・アワー』で、喜劇役者の意外な面をみせて、それからちょっと変わった役柄をやるようになったけれど、だんだんと昔に戻って「佐藤浩市」しかやらなくなった。
首を傾けて、口をきつくへの字に結んで‥‥しかし、なんか、もったいない。
先日「川越スカラ座」で見た沖田修一監督の『おらおらでひとりいぐも』でも、田中裕子に割り当てる役柄がワン・パターンで、つまらないとおもったばかり。田中裕子も、もっといろいろな可能性をもっている女優なのに‥‥。
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夜9時から「ディスカバー・ビートルズ」の最終回を聴く。
今夜は特別に4時間の生放送。たっぷり4時間お酒を飲みながら、たのしませてもらった。
杉真理さんと和田唱さんというビートルズ大好きミュージシャンの本気の「深堀り」で、1年間、日曜日夜9時がたのしみだった。
最終回は、ふたりで演奏する生ギターのライブもよかったし、いろいろな切り口からの「みんなで選ぶビートルズ・ベスト10」企画もたのしかった。ふしぎなことに(うれしいことに)、「ベスト10」で、何かとジョージ・ハリスンが上位に着くのがうれしかった。
いまやビートルズ研究家といえば、このひとという藤本国彦さんの「定説は、ほんとかうそか」のコーナーもあらためてあのエピソードはどうなのか確認できたり、藤本さんも定かでなかったり、おもしろかった。
なにしろリスナーの質問がマニアックで、藤本さんも断定できないことが多かった。ムリに結論を出さないところも、藤本国彦さんに好感をもてた。