かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

「大石あきこさん当選!」、、、「れいわ」から3人の当選者が出た!(10月31日)。

f:id:beatle001:20211102110813j:plain




10月31日(日)、曇り時々小雨。




午後8時から選挙報道を見るためテレビをつけたが、音は消して、インターネットで「れいわ新選組」の事務所の映像をつける。


音なしのままテレビ画面を見ているとずっと「れいわ」の当選はゼロのまま。


山本太郎、当選!」のニュースを待っていたが、「みなさん、比例の結果がわかるのは朝方です。いったん帰って寝ましょう(笑)」と、集まった記者たちに太郎さんがいうので、わたしも寝てしまった(笑)。


朝5時頃起きて携帯のYahooニュースを見たら、山本太郎当確!」の文字が出ていた。


ホッとして、テレビをつけて議席のところを見ていたら、れいわ「3」となっている。


「えっ『3』だって?」


こころのなかを言葉にすれば「やったぜ!」という感じ(笑)。


誰だろうあとのふたりは?



マイク納めのYouTube映像を見て感動した大石あきこさん(大阪5区)はどうなったろう?


なかなかそれがわからないので、「れいわ新選組」のHPを見てみた。


当選は、山本太郎、たがや亮、大石あきこと出ていた。


「大石あきこさん、やりましたね」


「都構想反対!」以来、このひとの街宣をずっと見てきて、信念の強さと女性らしいやさしさが同居している、独特の魅力に惹かれていた。山本太郎代表といっしょに国会へいってほしいひとだと、ずっとおもっていた。


妻も起きてきたので、山本太郎当確だよ、といって、いっしょによろこんだ。


「大石あきこさんとたがや亮さん‥‥3議席とれた」


妻は「よかったねえ。きみに悪いからいわなかったけど、ダメかとおもっていた」といった。


「じゃあ、朝から祝杯を!」とこころでおもったが(笑)、そうもいかないので、「比例はれいわ」に賛同してくれた友人・知人にお礼のメールを出す。



しかし野党共闘はひどい結果だ。接戦に持ち込むどころか、「自民・公明」政権は安泰。そのうえ、「維新」が躍進。最悪の結果。


「れいわ」は、なんのため「共闘」へ協力して、20人中8人も小選挙区から立候補者をとりさげなければならなかったのか。その見返りはなし。「れいわ」から、ひとりも野党統一の立候補者を選んでもらえなかった。


街宣に、立憲・共産・れいわ・社民の党首がそろうようなアピールもなし。


実体のない「野党共闘」。


市民連合もこの「不平等条約」を、なんとも疑問に感じていないとすれば、彼らは「野党共闘」ではなく、ただ立憲民主党の支援団体にすぎなかった、ということになるのか。


それでも政権交代が成功すれば、我慢が報われた。ところが、立憲民主党は野党の立候補をとりさげさせておきながら、自党の議席数を減らす始末。勝負になっていない。


小選挙区議席がふえたのは、野党統一候補でほかに選べないからあたりまえ。まさか立憲がいやでも、自民や公明、維新に投票するわけにはいかない。


比例票で立憲の議席が減った、という。枝野立憲民主に魅力を感じるひとが少ないからだろう。


あってはならないことだが、自民・公明に不満をもったひとが「維新」に流れてしまった。


野党共闘に参加しない「維新」や「国民民主」が議席をふやした、というのはすごい皮肉。「維新」の躍進は、「野党共闘」の貧弱さの裏返しの証明では。


立憲民主党のリーダー枝野は、一貫して自党ファースト。他党に冷たい。「れいわ」のような小さな政党は相手にもしない。「共産」には協力だけは要請しながら、「連合」のご機嫌にびくびくして「共闘」という言葉はゼッタイに使わない。


だから、立民・共産・れいわ・社民の党首がそろって街宣カーの上に立つ、なんてシーンははじめからありえんかった。


つまりは、枝野には野党をまとめて勝利に導く才覚がない。人間としての器が小さい。


そういうことが選挙戦のなかでますます見えるようになってしまった。



自民・公明・維新の議席が多数、となれば、憲法改正の話が再燃する恐怖がある。


森友・加計・桜などの問題は、国民が「まあいんじゃない?」と容認したことになる。


消費税10%維持を、57%の国民がよいと認めているのだから、経団連の要請で、次の増税が計画され、実行されるかもしれない。


もうひとつ、原発の再稼働の加速も怖い


「それでも自民党を選ぶこの国のひとたち」の気持ちが一番わからない。



希望は、山本太郎代表の復活と「れいわ」の議員が参議院とあわせて5人になったこと。来年の参議院選挙でも議席をふやして、真の「政権交代」のスタートをしてほしい。いったん風が吹けば、他党にも「れいわ」に共感している議員がたくさんいるはずだから・・・。


わたしの希望は、枝野の辞任と「れいわ」の躍進。



「比例はれいわ」に投票してくださった方、家族や友達にすすめてくださった方、ほんとうにありがとうございました。これからもよろしくお願いします。最後は山本太郎代表と大石あきこさんの動画で選挙疲れを癒してください(笑)。





www.youtube.com
山本太郎代表が街宣中の大石あきこさんにインタビュー。この息のあったお笑いコンビがそろって国会へいく、とおもうとワクワクする(笑)。 55秒の短い動画です。ぜひ見てください。