山本太郎がもどってきた!
「これが国会の質疑?」と思うようなゆるんだ予算委員会。だんだん見る気がしなくて、ネットのニュースで間に合わせるようになっていた。
予算委員会に、弱小政党「れいわ新選組」は(現時点では)出られない。
しかし、内閣委員会で、山本太郎代表が質疑に立つという情報を聞いて、リアルタイムより遅れてだが、YouTubeで見た。
山本太郎代表が国会の質疑に立つのは、2年8ヶ月ぶり(と各紙が報じている)。
「小さな声を、聴く力」というのは公明党ポスターのキャッチコピーですが(このポスターを見るたび、ウソ吐け!、とおもってしまうが)、与野党とも、小さな政党へ質疑の時間を分け与える包容力はないようで・・・。
山本代表に与えられた時間は15分。しかし、緊張感のある15分が展開した。
政府の25年にわたる経済政策の失敗によるデフレ、そこへコロナがやってきた・・・困窮者の兵站はすでに尽きている。このままでは大量の餓死者を生んだ戦時中のインパール作戦と同じではないか、もう待ったなしです、いますぐに対策をお願いできませんか、と山際(経済再生担当)大臣に迫る。
質疑応答を見ながら、あらためてこのひとが国会へもどってきてよかった、とおもう。
山際大臣の回答は、岸田総理と同じで、ノラリクラリ、やるようなやらないようなハッキリしない。持ち時間の15分が終わる。
野党のみなさん、自民・公明・維新と闘うために、もっと「れいわ新選組」に質疑の機会・時間を与えてくれませんか?