9月24日(土)。
妻の運転で「ウニクス南古谷」へポール・サルツマン監督『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』を見にいく。
1968年、当時23歳のサルツマン監督は失恋の傷を癒すためインドへ渡り、ガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れる。そこで偶然にもインド滞在中のザ・ビートルズに遭遇したサルツマン監督は、彼らと瞑想を学びながら一緒に過ごした奇跡のような8日間をカメラに収めた。それから50年を経て、サルツマン監督はビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンとともにインドを再訪。
(「映画.com」より)
ビートルズの映画なら、たいていは興味深い感想を持つものだけれど、この映画は退屈だった。
サルツマン監督がたまたまインドを訪れた50年前、そこにビートルズがいた。
「クリエイティブな時間を過ごした」というが「どんな?」と聞いてみたい。
彼らの写真を撮ったが、32年間忘れていたという。その程度のクリエイティブな感興か(笑)
スターぶらないビートルズの素顔を見た、というテーマで1本の映画を見せるのはちょっとムリ。見る前はもう少し何かあるのでは、という期待があったけど。
それから契約の関係だろうけど、映画のなかでビートルズの曲が1曲もかからない。
アルバム『ビートルズ(ホワイト・アルバム)』の曲がここで作曲されたと、いうことでその曲名が会話に出てくるけど、曲がかからないから「ホワイト・アルバム」を聴きなじんだひとでないと、どんな曲かわからないはず。
妻もわたしも少し寝た。
いま世界でいちばん著名なビートルズ研究家・マーク・ルイソンの顔を見られたのが収穫か(笑)。
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インドでラビ・シャンカールからシタールの指導を受けるジョージ・ハリスン(映画とは関係ありませんが)。1分50秒。
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