「角川武蔵野ミュージアム」(ネットより拝借)。
9月5日㈭。快晴、暑い。
東所沢にある「角川武蔵野ミュージアム」へいく。
妻とわたしは川越からクルマで、八王子に住む友人のtukaさんは、電車で現地集合。
妻はだいぶ涼しくなった、というけれど、わたしはまだまだ暑い。
天井まで本が積まれた図書館。「角川武蔵野ミュージアム」は、そういうイメージだった。わたしの家からクルマで40〜50分程度、いちど来てみたいとおもっていた。
1階は、四隅の壁がモネの絵で囲まれた企画展「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」。
壁に映るモネの絵画が動く。それをハンモックや床にすわって見る。モネの絵に包まれた気分で…。
他の部屋にはいると、壁に、モネの絵画の複製がいっぱい飾られていた。
モネの作品によく登場する、彼の家の庭にある橋が復元されている(動画以外は撮影可)。橋は歩いて渡れるが、背景は、絵。
3階からは、さまざまな本が、一見乱雑そうで、しかし配慮されて並んでいた。
棚から本をとり、近くの椅子などにすわって読むことはできるが、館外への貸し出しはなし。
興味のままに、本を手にとってみるのはちょっとたのしかった。
4階、5階は、天井までうず高く積みあげられた壮大な「図書館」。
撮影可(動画は✗)。
こんなにいろいろな本があるのに、ひとりの人間が一生で読める本なんて、ほんのわずかだなあ……と、たまたま近くにいたtukaさんにいったら、深くうなずいていた。
なかに「高山辰雄」の絵画が並べられているスペースがあった。知らなかったが、雑誌「文藝春秋」の表紙を何年か担当していた画家(らしい)。
「角川武蔵野ミュージアム」の公式サイト。
https://kadcul.com
「角川武蔵野ミュージアム」紹介映像(3分10秒)。企画展は、現在のものではありません。
www.youtube.com
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「角川武蔵野ミュージアム」の駐車場を出て、クルマで、ゆっくり話をしながら食事ができる店を探す。
知らない地域なので、クルマのナビに「ファミリー・レストラン」を設定してしばらく走ったら、寿司とそばを食べさせてくれる「とんでん」があった。時間も午後2時頃。腹も減った。喉も渇いた。
わたしは、いま「月いち」で内科にかかっている。
妻が、tukaさんに、◯◯(わたしのこと)が心臓にくわえて腎臓の数値もよくないので、これからは食事療法で腎臓病対策をやる、といい、「控えなければならない食材」について説明していた。
70歳代になって、わたしは、あれこれ身体に欠陥ができて、いま薬を7種類も飲まなければならなくなった。
「泥酔→転倒→救急車→入院」の出来事以来、「ひとり歩き+居酒屋飲み」の外出は自由にならず、映画館やその他、電車へ乗るにも、保護者(主に妻だが)付きになったのは、まったくうっとおしいというと、
「きみの自業自得の結果だから、妻に感謝して、行いを慎みたまえ」と、tukaさんに笑いながらいわれた。
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tukaさんを、クルマで「東所沢駅」へ送り、わたしたちは川越の自宅へ向かう。