かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

「れいわ新選組大特集②」(サンデー毎日)。

大石あきこ議員のインタビューも掲載されている。

3月18日㈫。
朝、「サンデー毎日」の「れいわ新選組」特集第二弾を電子版で入手する。今回の特集は先週号より増えて「8頁」あった。

 

冒頭から、「サンデー毎日」の倉重氏は、石橋湛山(いしばし・たんざん)の「外交論」や「積極財政論」への認識を山本太郎に問う。


石橋湛山の「平和外交」の考え方⋯。

戦前戦中、帝国主義軍国主義ファシズムを批判し、言論の自由を標榜し、市民を中心に据えた徹底的民主主義とリベラリズムを貫き通したと言ってもいいだろう。


(「ウィキペディア」から)

 

湛山は、政府も世論も「戦意高揚」の時代にアジアを含めた「国際協調」を提唱した。

 

わたしのなかで「れいわ」と重なる。

 


湛山の「積極財政」については、雑誌のなかでこんな会話がある。

サンデー毎日:倉重氏】
湛山は占領期に歳相としてGHQと対峙、インフレで緊縮財政を求められたのに積極財政論を主張、占領軍の経費削減にも踏み込み、公職追放になった人だ。

 

山本太郎
すごいですよね。その時代に。


【倉重氏】
あまり読んだことない?


山本太郎
基本、私は動物なんですよ。本を読むより情勢に反応し、直感で勝負する。


【倉重氏】
湛山の積極財政論は戦中、戦後も一貫しているが(略)、保守系もリベラル系もあまりクローズアップしていない。


山本太郎
湛山が積極財政論でやりたかったことは、いま生活や経済を回すために必要なことはこれなんだと言うことに尽きると思う。僕もそうだ。ただ、そう言い続けていると財政ポピュリストと批判される。湛山はこのあたりをどう考えたのか。今話を聞いて、これは勉強しなければ駄目だと。

 

国際政治学者・伊勢崎賢治氏に、稀にしか見たことない「異能の人」といわれた山本太郎。読んで知るより、直感で対象の「的」を射抜いてしまう──これも山本太郎代表の非凡な才能のひとつだ。「学歴・肩書の優等生」が束になってもかなわないところ。


そのあとも、倉重氏は、山本太郎代表の政治家としての歩み、小政党を維持することのむずかしさについて質問する。

 

先週号よりさらに踏みこんだ記事。興味深かった。