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「おおっー」と思った。
何しろ、
原作・つげ義春なのだ。
監督・三宅唱なのだ。
そして出演のひとりが、
河合優実──なのだ。
【主演は、『新聞記者』(2019年。河村光庸プロデュース、藤井道人監督)で主演したシム・ウンギョン】
つげ義春の短編マンガ「ほんやら洞のべんさん」と「海辺の叙景」の2作が原作として紹介されている。
どちらも20代のころ一読して忘れられない作品になった。


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しかし「ほんやら洞のべんさん」は東北の雪に囲まれた冬の話だし、「海辺の叙景」は、千葉県大原、夏の海が舞台の話。
一見、どうしたらひとつにつながるのかわからない。いまの時点では、「ほんやら洞のべんさん」のあらすじしか説明されていない。
「海辺の叙景」は、どこにどういう形で入るのだろう?
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三宅唱監督は大好きな監督のひとり。
『きみの鳥はうたえる』(2018年)
『ケイコ 目を澄ませて』(2022年)
『夜明けのすべて』(2024年)
3作とも、その年の「ベスト1〜3」にはいる作品ばかり。
その監督がつげ義春に挑戦する。たまらない。
河合優実が演じるのは、写真で見る限りでは「海辺の叙景」のヒロインのようだ。
わたしはつげ義春の全作品で、もっとも心惹かれたヒロインは「海辺の叙景」に登場する寡黙で謎めいた女性。
その女性を河合優実が演じるとしたら、どうしても期待がふくらんでしまう。

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30秒予告。