
11月25日(火曜日)。
isaさんへのコメント(返信)を兼ねてこちらで書かせてもらいます。
◯ビートルズの「リアル・ラブ」(2025年リミックス)について。
isaさん↓
【もう既に多くの人が呟いていますが、なぜか新しいほうは20秒短いです。
オマケに後半のジョージのギターが差し替えられ、短くなった分ジョージのギターが聴けなくなってしまいました。】
わたしはこの曲は特にジョージのギターが好きなんです。ジョン・レノンのボーカルと対話するような間合いをとったギターに、ジョージ・ハリスンのセンスが光っているような気がします。出過ぎずに、慎ましく楽曲をサポートしていく彼特有のギター奏法。
ビートルズが解散して、ジョージ・ハリスンのソロ・アルバムになると、ギターの音色がスライド・ギターに変わっていくんですけど──もちろんそれはそれで好きですが⋯。
ビートルズ解散直後は、ジョージがスライド・ギターばかり弾くので「サムシング」のように「ふつうのギター・フレーズが聴きたいけどな」と思ったこともありましたが、だんだんネックをすべっていくスライド・ギターの響きに惹かれるようになって──。
で、「ビートルズ・アンソロジー」(6枚組)が1995年 〜 1996年に出て、「リアル・ラブ」を聴いたとき、ジョージがスライドではなく、ふつうのギターの音色でジョンのボーカルと対話している──聴き惚れました(笑)。
もちろん、「リアル・ラブ」はジョンのボーカルを裏で絶妙にカバーしているポールのボーカルも素晴らしいし、シンプルだけどツボを抑えたリンゴのドラムは、大仰にいえば「1音叩いただけで、おっリンゴだ!」とわかる感じ。
ビートルズ解散から25年(「リアル・ラブ」発売1995 〜 1996年)も経っているのに、4人揃うと、ジョンでもポールでもジョージでもリンゴの曲でもなく、ビートルズというバンドになるんだな、って感動しました。
わたしは耳がよくないので、2025年リミックスの効果の是非はまだわからないです。これから昔の方も聴いてみます。ジョージのギターがどう差し替えられ、どこが削除されたのか?
『ビートルズ・アンソロジー 4』を聴いて感じるのは、ビートルズは「自由だなあ」ってこと。
今回はじめて感じたことじゃないけど、奇声をあげたり、笑いころげたり──要するにストイックにレコーディングするのではなく、「遊び感覚」を交えながらやっていく。それが時には、思いがけないアイディアの曲を生んだり、新しいアルバムの斬新な方向づけになっていく。
彼らはアルバムごとにロックを変化させていったけど、その土台は「遊び心」なんだな──と思いつつ完成前のテイクを楽しく聴きました。
★
あと、その前に出た『ウイングス』(ベスト盤)も聴いています。改めて名曲多いよなあ、と思いながら。
リンダ・マッカートニーのコーラスが懐かしいです。
1991年──ポール・マッカートニーの初来日(東京ドーム)のときは、亡くなられたリンダも元気でキーボードとコーラスやってましたね。
ポールが「うちのカミサンです」と日本語で紹介して(笑)。
isaさん、いつも考えるヒントをありがとうございます。
★
これは1996年ヴァージョンの「リアル・ラブ」?(この曲の似た動画がいっぱい出てるので自信なし)
ベスト・アルバム『ウイングス』のトレーラー(宣伝映像)。