
4月11日(土曜日)。
れいわ新選組に逆風が吹いている。アンチはもちろん、自治体議員、構成員、支持者の間にも、亀裂がはいっている。
闘いに敗れると、外側の土台だけでなく、強固に見えた仲間同志の一体感もあっけなく崩れさってしまう。その一例を見るようで残念でならない。
4月9日木曜日、自治体議員31人の要求により、臨時総会がひらかれた。内容までは公表されていないが、執行部の責任を問う声が出ていたという。
しかし、「れいわ」の執行部は、今も政策の根本理念を変えたわけじゃない。
- 中小企業の倒産が続いても、消費税増税はやもなし、とはいっていない。
- 原発は重要な安定電源だから廃止はできない、とはいってない。
- 時局にあわなくなったから「日本国憲法」は改正しなければならない、ともいってない。
- 近隣諸国との緊張関係から、防衛費はもっと増額するべきだ、ともいってない。
- 武器を輸出して、成長産業にしよう、ともいってない。
「防衛費の拡大より福祉に予算を回そう」
「武器よりもお米」という主張も一貫している。
それで選挙に負けた。
逆に、有権者は、高市政権を万々歳で迎え入れた。わたしには、有権者の判断がわからない。
高市政権が勝って、「れいわ」が負けたから、「執行部は責任をとれ」なの?
「大石あきこ共同代表は、責任をとって辞職すべきだ」という自治体議員がいるようだけど、大石さんは負け戦(いくさ)の収拾という一番困難な状況を引き受けているのであって、誰もこんなときによろこんで共同代表を引き受ける「バ◯」なんていないよ(笑)。
そんなこともわからない?
勝ち馬に乗れなかったから「責任をとれ」というの?
本心でいえば、一番辞任したいと思っているのは大石あきこさんだよ。
山本太郎さんが病気で、大石さんが辞めたら、誰が「れいわ」を支えるの? 「れいわ」は消滅するの?
大石さんは、「れいわ」が、支持母体もなく、太郎さんの熱い想いと市民の強い共感だけで奇跡的に存在しているのを知っているから、その火を消すまいと、あちこちから叩かれるのを承知で「共同代表」をやってるんじゃないの? そのくらいわかれよ。
自分の自治体選挙が近づいてきて、当選が心配になるから執行部に怒りをぶつけるの?
自分の議席が大事なんだらさ、「れいわ」じゃなくてもいいんじゃないかな。太郎さんは、「議席を守るために議員をやってるんじゃない」ってよくいうけど、その初心をなくしたなら、「れいわ」にいる必要ある?
記者は、組織の甘さが露呈したというけれど、組織に縛られず、アナーキーなところが「れいわ」の魅力だったのでは。少なくも、わたしはそうだ。「れいわ」のそんな自由な空気感が好きなんだ。
優等生的に「れいわ」が組織化されて、ふつうの政党になってしまったらつまらないよ。
イスラエルのガザ攻撃が激しくなったとき、すぐに街頭に立って怒りの声をあげたのは、大石あきこさんだった。大石さんは、激しくイスラエルとアメリカを非難しながら、声を震わせて、目に涙を浮かべていた。
「鬼の目にも涙かよ」と悪口をいいながら、オレはもらい泣きした(笑)。
大石さんは、権力の不正・腐敗を強い言葉で非難しても、一般の人には優しい。しっかりと丁寧に説明してくれる──それを「おしゃべり会」や「政治スクール」でわたしたちは見ている。
言葉が乱暴だって? 権力を非難するにも言葉遣いに気をつけろ、だって?
あなた、学校の風紀委員か?
要するに、不正を黙って見ていられないまっすぐな人だって、支持者は知ってるじゃないか。
大石あきこさんが痩せてしまった、という声もある。山本太郎さんに続いて、大石あきこさんが倒れたら「れいわ」はどうなるの?
「れいわ」がどうなる?──ではなく、「日本はどうなる?」といった方がいいかもしれない。
衆議院の憲法審査会で、「改憲」に反対していたのは大石あきこさんだけだって。よりによって、国民は選挙でその一人を除外してしまった。じゃあ誰が止めるの?
このままでは、「改憲」へ突き進んでいくしかないじゃない。これって「れいわ」ではなく「日本」全体の問題だよ。
差し出がましいけれど、今は執行部を叩くときではなく、支えていくべきときだと思う。「てんやわんや」(大石さんの言)の執行部にこれ以上に負担をかけるのではなく、協力するときだと思う。
以上は、オーナーズ会員のひとりとして思うことを言ってみた。
最後に、「れいわ」執行部のみな様、あなたがたに責任なんてないですよ。あるとしたら今の現状を選択した有権者と、それを誘導したメディアですよ。
「れいわ」執行部のみな様には、感謝しかありません。
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犬飼このり静岡県伊東市議会議員の意見に共感です。全編は32分くらいあるので、時間のない方は「前半のダイジェスト」と「ユウスケさんの感想」まで(11分30秒くらい)視聴してくださるとうれしいです。