11月3日㈮。
「イオンシネマ板橋」で、山崎貴監督の『ゴジラ−1.0』を見る。
歴代最強のゴジラかもしれない。主人公は、戦中特攻隊で飛び立ちながら、臆して、戦闘機の故障を理由にもどってきてしまった。そのトラウマを克服するため、ゴジラへ突撃していく。
子供には、どうだろう。おもしろいのかな?
わたしは、こういうヒロイズムのテーマは、好きでない、というより苦手だ。ゴジラは迫力あったが…。
しかし、ゴジラでいちばん恐ろしいおもいをしたのは、西武園遊園地で体験した「ゴジラ・ザ・ライド」。ゴジラになんども激突しそうになって、たまらず目をつむった。それに比べたら、映画のゴジラはなんのその、だ(笑)。
【公式サイト】
https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
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11月11日㈯。
「イオンシネマ板橋」へ、岸善幸監督の『正欲』を見にいく。
水に快感を感じる嗜好をもつ二人。理解されない特異な性癖。人には、それぞれちがう性癖がある。ノーマルとは何か、これがテーマだろうか。
観念的には理解できるが、実感としてよくわからない。
水遊び大好きが、他人にいいがたい秘密の性的嗜好? 水遊びの描写が爽やかすぎる。
[公式サイト]
https://bitters.co.jp/seiyoku/#modal
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11月15日㈬。
「テアトル新宿」で、荒井晴彦監督の『花腐し』を見る。『花腐し』の読みは、「はなくたし」だという。
この監督の特性で、性描写が多い。出演は、柄本佑と綾野剛。ふたりとも好きな俳優。さとうほなみという女優は、はじめて見たが、お酒を飲んでるときの顔が好き。
でも、たった半月経っただけなのに、もう映画の内容がハッキリ思い出せないのは老化?。
前作『火口のふたり』は、結婚を数日後にひかえた女性の、他の男との性愛ものがたり。「からだが合致するふたり」は、火がついたように、欲望のなかに身を焦がす。
『火口のふたり』は、映画のほとんどが、瀧内公美と柄本佑の性愛シーンだった。ストーリーがシンプルだったせいか、強く印象に残っている。そういえば、『火口のふたり』、「キネマ旬報」の年間第一位(2019年)だった。
【公式サイト】
https://hanakutashi.com
【追記】終わってから、新宿西口でtukaさんと会う。
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11月26日㈰。
「イオンシネマ板橋」で、武内英樹監督の『翔んで埼玉2 琵琶湖より愛をこめて』を見る。
前作が関東では大ヒットしたけど、関西はそうでもなかったそうで(不確かな情報)、第2作は、舞台を埼玉と滋賀県に片足ずつ置いている。いや、むしろ滋賀県に比重がかかっている。そのせいか、埼玉(近県の群馬、栃木も)をディスりまくっていた濃密さが、軽減してしまったような気がする。好きな女優、二階堂ふみの活躍シーンも少ない。それと、やっぱり初回の新鮮さがない(これは仕方がないけれど)。
以上をもってわたし個人は、ものたりなかったけど、関西のひとから見るとどうなんだろ?
【公式サイト】
https://www.tondesaitama.com