かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ツェッペリンの模倣?!〜ホワイトスネイク「Still of the Night」

サーペンス・アルバス ~白蛇の紋章~アーティスト: ホワイトスネイク出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント発売日: 1988/09/30メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (29件) を見る ホワイトスネイクの『白蛇の紋章〜サーペンス・…

天願大介監督『デンデラ』(公開中)

姥捨伝説のその後。 <お山>に捨てられた老女たちは、山の中で助けられ、生きていた・・・というワクワクするような設定ではじまる。 設定はワクワクするけれど、どのように展開して、最後を収束させるのか。それが凡庸だと失望するかもしれない、とおもい…

極上のバラードを2曲〜ウイングス『ワイルド・ライフ』(1971年)より

ポール・マッカートニーのソロ3枚目のアルバム『ワイルド・ライフ』は、ウイングスのデビュー・アルバムでもある。 ところが、当時『マッカートニー』や『ラム』は、熱心に聴いたのに、『ワイルド・ライフ』は買ったときに何度か聴いたものの、ろくに聴かな…

レッド・ツェッペリン・トリュビュート・バンドの素晴しさ

レッド・ツェッペリンの再結成がほとんど期待できそうもない今、彼らを見てその渇きを癒すしかない。彼らがいてくれてよかった、おもう。 気合のこもった演奏は、凄すぎる!! ★ ●CINNAMON「貴方を愛しつづけて」 ●Mr. Jimmy「永遠(とわ)の詩」

川本三郎著『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/11/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 66回この商品を含むブログ (54件) を見る 最初に映画を見てしまっているので、この本をよく映画化したなあ、とちょっ…

雨の1日〜MR.JIMMYを見る

朝からいつ降りだすかわからないような天気で、これでは東京散歩はムリかな、とおもう。10時の開店を待って光が丘のスーパー銭湯「おふろの王様」へいく。 散歩がムリなら映画を・・・とおもいネットを検索してみたら、東武練馬の映画館で、12時45分から青山…

6月18日、祝!ポール・マッカートニー69歳。

ポールの激しいシャウトが大好き!! ●「アイム・ダウン」。1965年、シェア・スタジアム。日本公演でも最後に演奏された。 ●「ルシール」。1979年、カンボジア難民救済コンサート。ビートルズ初期のポールの得意ナンバーだったが、ビートルズは、正式にレコ…

ブラインド・フェイスの名曲〜「Can't Find My Way Home 」

エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッドの来日で聴きたい1曲。

是枝裕和監督『奇跡』を見にいく(6月11日)。

はじめに検索したときは、東武練馬の映画館は上映館リストになかったのに、直前にもう一度映画館を調べたら、上映予定にはいっていた。 この「ワーナーマイカル板橋」は、館主のセンスなのか、ミニシアターものの上映もおおく、とてもたのもしい。 上映初日…

再見〜成瀬巳喜男監督『妻として女として』(1961年)

『女が階段を上る時』(1960年)の翌年に公開されている。 この作品でも雇われママを演じるのは高峰秀子。はじめは『女が階段を上る時』を踏襲しているのかな・・・とおもったが、見ていくと、じつは触感がまるでちがっている。 ★ 妻(淡島千景)と愛人(高…

川上弘美『センセイの鞄』

センセイの鞄 (文春文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/09/03メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (353件) を見る おもしろかった。 むかし高校の恩師だったおじいちゃんと、もうすぐ38歳のツキコさんは、町…

ブラインド・フェイスの復活!〜エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド来日決定!

ブラインド・フェイスは、1969年にデビューし、アルバム『スーパー・ジャイアンツ』を発表している。 クリーム解散後でもあり、、エリック・クラプトン、ジンジャー・ベッカーというクリームのメンバーがふたりいたため、彼らを迎えるファンは、クリームの後…

もうすぐ公開〜是枝裕和監督『奇跡』

『歩いても歩いても』の是枝裕和監督の新作がもうすぐ公開される。予告編をみても、期待がもてそうだ。

成瀬巳喜男監督『驟雨』(1956年)

『驟雨』は、「しゅうう」と読む。にわか雨のこと。 ★ やっぱりおもしろい。 テーマとしては、『めし』(1951年)のリメイクのようにもおもえるが、この作品は『めし』よりもユーモラスに、夫婦の軋轢が描かれている。 夫婦の、もっといえば男女の考え方のち…

三浦しをん著『まほろ駅前番外地』

まほろ駅前番外地作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 62回この商品を含むブログ (88件) を見る 『まほろ駅前多田便利軒』の続編。前作で脇役にいた人物が今回はクローズアップされ、主人公に…

山下敦弘監督『マイ・バック・ページ』(公開中)

原作を読んでないので、早く読んでみたい。 ★ メジャー映画になってくると、以前ほど濃厚に山下敦弘の特徴をかんじないが、妻夫木聡と松山ケンイチが顔をつきあわせて、ゆっくり会話するようなリズム感覚は、この監督の持ち味のような気はした。 描かれてい…