かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

永井荷風著『浮沈』と映画『希望のかなた』(12月25日)。

12月25日、月曜日。川越を出て、渋谷のユーロスペースへ、アキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』を見にいく。 東武東上線、山手線とも、車内で本を読むのがふつうだけれど、今日は眠くてしかたがなかった。早く起きたせいかもしれないけれど、いつもより…

「KAWADE夢ムック『総特集 是枝裕和』」から(メモ)。

文藝別冊 是枝裕和 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)作者: 是枝裕和出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2017/09/08メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 読み終わると、すぐ忘れてしまうので、ここへメモを残しておくことにする。 ★ まずは、「穏や…

滑川森林公園のイルミネーションを歩く(12月23日)。

12月23日、土曜日。上福岡、川越街道沿いの「木曽路」にて、妻方の母、姉、Kちゃん、わたしの5名で、昼食会。しゃぶしゃぶを食べながら、わたしだけ、焼酎のロック、お湯割を飲む。 お昼を終えて、妻と川越の家に帰って昼寝。 ★ 夕方、イルミネーションを見…

瀬戸内寂聴著『いのち』と映画『最低。』(12月18日)。

12月18日、月曜日。川越を出て、東武東上線→池袋→山手線乗換え→新宿。 新宿3丁目の「角川シネマ新宿」へ、瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)監督の『最低。』を見にいく。 ★ 早く着いたので、近くの喫茶店「ルノアール」で休憩。電子書籍で、瀬戸内寂聴著『いのち…

映画『ユダヤ人を救った動物園』と川島・吉見のイルミネーション(12月17日)。

12月17日、日曜日。 8時40分から、「イオン板橋」で、ニキ・カーロ監督『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』を見る。 第2次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻が300人ものユダヤ人の命を救った実話を、ジェシカ・チャス…

「永井荷風展」を見て、本八幡駅周辺を散歩する(12月16日)。

12月16日、土曜日。市川市文学ミュージアムへ、「永井荷風展」を見にいく。お昼頃アパートを出て、池袋から山手線。日暮里から京成電車へ乗り換え。京成電車に乗るのは、ひさしぶりで、見えてくる景色がたのしい。 鬼越駅で降りたが、小さな駅で、あてにして…

山崎貴監督『DESTINEY 鎌倉ものがたり』を見る(12月15日)。

12月15日、金曜日。9時10分から、「イオン板橋」へ、山崎貴監督の『DESTINEY 鎌倉ものがたり』を見にいく。 幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。この地に居を構えるミステリー作家・一色正和のもとに嫁いできた亜紀子…

川本三郎著『老いの荷風』と「女優 嵯峨三智子」特集(12月11日)。

12月11日、月曜日。川越を出て、「シネマヴェーラ渋谷」へ、「女優 嵯峨三智子」特集を見にいく。12月4日に次いで2回目。 早く映画館の近くに着いたので、喫茶店で読書。読みかけの川本三郎著『老いの荷風』を読む。書き下ろしとこれまで雑誌で発表したもの…

映画『否定と肯定』を見る(12月9日)。

12月9日、土曜日。日比谷の「トーホーシネマズシャンテ」で、ミック・ジャクソン監督の『否定と肯定』を見る。 1994年、イギリスの歴史家デビッド・アービングが主張する「ホロコースト否定論」を看過することができないユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リ…

津村紀久子著『とにかくうちに帰ります』と映画「女優 嵯峨三智子」の特集(12月4日)。

12月4日、月曜日。「シネヴェーラ渋谷」で、嵯峨三智子の特集をやっているので見にいく。「シネヴェーラ渋谷」という映画館へ行くのははじめてなので、場所を検索してみたら、「ユーロスペース」と同じビル。「ユーロスペース」は3階で、「シネヴェーラ渋谷…

映画『永遠のジャンゴ』と「足利フラワーパーク」のライトアップを見る(12月2日)。

12月2日、土曜日。新宿武蔵野館へ、エチエンヌ・コマール監督の『永遠のジャンゴ』を見にいく。早く着いたので、近くの喫茶「ローレル」で、コーヒーとトースト。 9時30分から映画がスタート。 ロマ(ジプシー)音楽とスウィング・ジャズを融合させた音楽で…

大森立嗣監督『光』を見る(11月26日)。

11月26日、日曜日。イオン板橋で、11時45分から、大森立嗣監督の『光』を見る。予告編を見て、あまり気が進まなかったが、時間があいたので、急遽見ることにする。 三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズの映画化を手がけた大森立嗣監督が、再び三浦の小説を…

ロネ・シェルフィグ監督『人生はシネマティック!』を見る(11月23日)。

11月23日、木曜日、祝日。新宿武蔵野館へ、ロネ・シェルフィグ監督の『人生はシネマティック!』を見にいく。朝から雨が強い。きのうネットで予約してなかったら新宿まで行かなかったかもしれない。めんどうくさいが、傘をもってでかけた。 新宿へ早めにいっ…

イバーノ・デ・マッテオ監督『はじまりの街』と、古本屋で見つけた志賀直哉関連本4冊(11月21日)。

11月21日、月曜日。川越を出て、神保町の岩波ホールへ、イバーノ・デ・マッテオ監督の『はじまりの街』を見にいく。ここは、ネットで予約できないので、少し早く着く。それでも、まだ整理券を配布する窓口があいてなかったので、ひさしぶり神保町の古本屋を…

西田征史監督『泥棒役者』を見る(11月19日)。

11月19日、日曜日。朝、ネットで予約して、妻と、「ウニクス南古谷」へ西田征史監督の『泥棒役者』を見にいく。 ★ かつて金庫破りとして泥棒稼業に足を踏み込んでいた<大貫はじめ>。今では足を洗い小さな町工場で真面目に働き、恋人の美沙と幸せな同棲生活…

吉村昭著『関東大震災』と、ジャック・ドワイヨン監督『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』(11月18日)。

11月18日、土曜日。新宿ピカデリーへ、ジャック・ドワイヨン監督の『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』を見にいく。 時間が早かったので、歌舞伎町の「ルノアール」に寄って、吉村昭著『関東大震災』(電子書籍)を読む。生々しい震災の数日間が詳細な取材…

ジェームズ・ポンソルト『ザ・サークル』を見る(11月13日)。

11月13日、月曜日。イオン板橋へ、ジェームズ・ポンソルト監督『ザ・サークル』を見にいく。 エマ・ワトソン主演、トム・ハンクス共演によるSNSを題材にしたサスペンススリラー。ユーザーのあらゆるデータを蓄積し、世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS…

バンニャ・ダルカンタラ監督『KOKORO』を見にいく(11月11日)。

11月11日、土曜日。池袋で妻と待ちあわせ、渋谷のユーロスペースへ、バンニャ・ダルカンタラ監督(ベルギーの女性監督)の『KOKORO』を見にいく。 渋谷へ早く着いたので、午前11時の上映開始まで、近くの喫茶店でコーヒーを飲んで時間を待つ。 ★ 夫と思春期…

ドロタ・コビエラ監督『ゴッホ 最期の手紙』を見にいく(11月6日)。

11月6日、月曜日。御徒町駅近くに新しくできた「トーホーシネマズ上野」へ、ドロタ・コビエラ監督『ゴッホ最期の手紙』を見にいく。はじめて行く映画館なので、御徒町駅を降りてから捜してしまった。ぐるりと駅周辺を歩いてもわからないので、一度駅までもど…

森ガキ侑大監督『おじいちゃん、死んじゃったって』を見る(11月4日)。

11月4日、土曜日。池袋駅で妻と待ち合わせ、テアトル新宿へ、森ガキ侑大監督の『おじいちゃん、死んじゃったって』を見にいく。 早く着いたので、映画館の向かい側にある「ルノアール」で小休止。コーヒーを飲みながら、11時の上映時間を待つ。 祖父の葬儀を…

伊藤詩織著『Black Box』と映画『ゲット・アウト』

11月2日、木曜日。トーホーシネマズ新宿へ、ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』を見にいく。 上映開始まで時間があったので、映画館近くの「ルノアール」で、伊藤詩織著『Black Box』を電子書籍で読む。 Black Box (文春e-book)作者: 伊藤詩織出版…

双子姉妹の七五三(11月1日)。

11月1日、水曜日。川越氷川神社で、双子姉妹七五三のお祝い。妻の運転で氷川神社へいくと、娘、その夫、双子姉妹、夫のご両親(双子姉妹のもう1組の祖父母)がきていた。双子姉妹は、姉がピンク、妹が赤の着物を着て、なかなか可愛かったが、本人たちは動き…

「世界のミフネと呼ばれた男」展、と阪本順治監督『エルネスト』(10月31日)。

10月31日、月曜日。渋谷へ阪本順治監督の『エルネスト』を見にいく。 時間が早かったので、東急本店でやっていた「世界のミフネと呼ばれた男」展を見る。早く来たおかげで、予定にしてなかったものを見られて、よろこぶ。ポスターを見ていると、黒澤作品の三…

白石和彌監督『彼女がその名を知らない鳥たち』を見る(10月28日)。

10月28日、土曜日。シネマサンシャイン池袋へ、白石和彌(しらいし・かずや)監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』を見にいく。 小雨が降っていた。早く着いたので、近くの喫茶店「ルノアール」で、本を読みながら時間調整。中村文則作『去年の冬、きみと…

望月衣塑子著『新聞記者』と、映画『The Limit of Sleeping Beauty』(10月23日)。

10月23日、月曜日。新宿武蔵野館へ、午前11時25分から二宮健監督の『The Limit of Sleeping Beauty』を見にいく。 早く着いたので、近くの喫茶店へ寄り、コーヒーとモーニーング・サービスのトーストを食べながら、望月衣塑子著『新聞記者』(電子書籍)を読…

武者小路実篤著『釈迦』を読みはじめる。

武者小路実篤の作品『釈迦』を読みはじめる。岩波文庫で新しく刊行されたので。『釈迦』は、昭和9年(1934)発表の作品。 釈迦 (岩波文庫)作者: 武者小路実篤出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/05/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る …

ホームズ『緋色の研究』と、映画『月と雷』と、立憲民主党枝野氏の街頭演説(10月21日)。

10月21日、土曜日。テアトル新宿へ、安藤尋(あんどう・ひろし)監督の『月と雷』を見にいく。 早く着いたので、映画館の向かい側の喫茶店「ルノアール」で、コナン・ドイルのホームズもの第一回作品、『緋色の研究』(電子書籍)を読む。小学生のころ、少年…

武正晴監督『リングサイド・ストーリー』を見る(10月16日)。

10月16日、月曜日。川越を出て、新宿武蔵野館へ、武正晴(たけ・まさはる)監督の『リングサイド・ストーリー』を見にいく。 武正晴監督では『百円の恋』がおもしろかったので、今回も見てみたが、『百円の恋』ほどではなくても、たのしめた。格闘技に興味が…

エリーズ・ジラール監督『静かなふたり』を見る(10月14日)

10月14日、土曜日。新宿武蔵野館へ、エリーズ・ジラール監督のフランス映画『静かなふたり』を見にいく。 イザベル・ユペールの娘であるロリータ・シャマ主演によるラブストーリー。田舎からパリへ越してきたばかりの27歳のマヴィ。不器用な彼女は都会でのせ…

武者小路実篤『幸福な家族』と、ニコール・ガルシア監督『愛を綴る女』(10月9日)。

川越を出て、新宿武蔵野館へ、フランス映画、ニコール・ガルシア監督の『愛を綴る女』を見にいく。 上映の12時まで時間があったので、近くの喫茶店で、武者小路実篤の『幸福な家族』(電子書籍)を読む。読むのははじめてではないけれど、電子書籍になってい…