かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

曲を知らないで、メタリカの来日ライブを見た(9月25日)

アップするタイミングを失っていました。 ★ メタリカを、全然曲の知識のないまま見にいった。なぜ見にいったかというと、メタリカが登場したころ、「いいバンドだし、ライブを見たいな」とおもっていたら、来日がゲイリー・ムーアと重なってしまった。 その…

「いこい」の引越しと「都市農業公園」のコスモス(10月23日)

ブログの日付が前後します。これは、極貧荘へ空き巣がはいる3日ほど前のこと。 ★ Iさんと電話していたら、「『いこい』が改築になりますね。あの風景を見れなくなりますよ」というので、おどろいた。 このところ、東京方面をぶらぶらするようになったので、…

10月26日、極貧荘の我が家へ空き巣がはいった。

午前11時、仕事から帰宅。 荷物を極貧荘に置いて、午前11時半に外出。 コインランドリーで洗濯をかけ、銭湯を兼ねて通っているスポーツジムへ寄り、それから、「昼食兼一杯」を終えて、極貧荘へ戻った。 帰宅してから、ネットをひととおりチェックして、それ…

藤木TDC著『場末の酒場、ひとり飲み』(ちくま新書)

著者の読み方は、藤木TDC(フジキ・ティーディーシー)。 カバーの裏側に、こんな解説が載っている。 繁華街でも商店街でもない場所にぽつんとある鄙びた酒場。破れた赤提灯、すすけた暖簾、汚れた引き戸。一見客を突き放す閉鎖的な空気を漂わせている。 …

レニー・クラビッツの鋭利なジョン・レノン・カバー

20年ほど前(1989年)、レニー・クラビッツのデビュー・アルバム『レット・ラヴ・ルール』を聴いて、ジョン・レノンの影響が濃厚なのに、びっくりした。 しかも、わたしの好きなジョン・レノンのソロ活動初期(1969〜1970年)の、鋭い感触が、アルバムに立ち…

矢切の渡しで、柴又から「野菊の墓」へ(10月16日)

先週柴又まで足をのばしながら、雨がひどくなり、予定していた矢切の渡しから舟で松戸へわたり、野菊の墓まで散歩する計画が頓挫してしまった。 今日は朝から晴れて気持ちよかった。今日も上野の立呑み「たきおか」で景気づけに一杯やってから、京成電車で柴…

三池崇史監督『十三人の刺客』(上映中)

弟から「あまりおもしろくないよ」といわれていたけど、見にいってみた。冒頭いきなり切腹シーンが長々とあって、いやになる。残酷なシーンはあまりくどく描写してほしくない。 筆頭老中土井を演じる平幹二朗が、主人公の島田新左衛門(役所広司)に、暴君の…

雨の柴又散歩(10月9日)

上野駅の中央改札に午前11時半、弟と待ち合わせる。この時間には、まだ雨は小降りだった。天気予報によれば、午後はだんだん本格的な雨になるという。 立呑み「たきおか」で、軽く酎ハイを飲みながら昼食。それから、京成電車で、柴又へ向う。 弟は、1ヶ月ほ…

緒方明監督『死刑台のエレベーター』(上映中)

1957年のオリジナル作品も、比較的最近見た。オリジナル作品では、劇中に登場する若者ふたりの殺人の動機が希薄で、映画じたいも、あまりおもしろいとおもわなかった。 リメイクではどこをどう修正していくのか、という関心はあったけれど・・・かなりむずか…

綿矢りさ『夢を与える』

2003年、綿矢りさが「蹴りたい背中」で芥川賞をとったとき、19歳だった。最年少の芥川賞作家が誕生した、ということで話題になった。 『夢を与える』は、それから4年後の2007年に出版されている。現時点で、芥川賞受賞後に発表された唯一の作品らしい。 ★ 主…

問題が解決しないまま主役が死んでしまう奇妙な時代劇〜山中貞雄監督『河内山宗俊』(1936年)

山中貞雄が残した3本の映画のなかでは、『人情紙風船』、『丹下左膳 百万両の壺』とくらべると、ぼくのなかでは印象が一番薄い。 今まで2回は見ているはずなのに、筋をほとんど忘れている。記憶にあるのは、16歳の原節子の、可憐な姿だけだった。 今回も、16…

ジャニスの「サマータイム」

好きな女性シンガーは、ジャニス。彼女は全身でブルースを歌う。