かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

エリック・クラプトンのニュー・アルバムは『バック・ホーム』

前作『レプタイル』(2001年)より4年ぶりのアルバムが出る。『レプタイル』はぼくには、あまり印象がない。その前の『ピルグリム』は実験的な要素もあって、好きな作品だった。実際クラプトン自身も、自分のライヴで『レプタイル』のナンバーを演奏すること…

鈴木芳樹著「スローブログ宣言」

今回読むのは2度目です。本屋で偶然見かけて、パラパラ見ていたら「ブログはスローで書けばいいじゃないか」というテーマが「自分にあってるな」と思い、買って読んでみました。 この本を読むまでは、はてなのことも名前しか知りませんでした。ブログのマニ…

リンゴとジョージ、最後の共演!

7月はリンゴの誕生月間。リンゴは1940年7月18日生まれだから、今年で65歳になった。近年はコンスタントにアルバムを発表し、現在は休止しているが、オールスター・バンドのライヴ活動も順調のようだ。 ここへ来て、探検隊でも7月はリンゴに関する投稿を中心…

ガエル・ガルシア・ベルナル主演の2本の映画

ギンレイ・ホールで2本の映画を見てきました。スペイン映画とメキシコ映画ですけど、主演はどちらも同じ若い俳優です。この俳優は、2週間ほど前に見た「モーターサイクル・ダイアリーズ」では、若き日のチェ・ゲバラの役をやっていました。短期間に3本も彼の…

台風は通過?〜23:00

高速道路を調布から高井戸へ向かって走っていると、薄い雲のなかに半欠けの月が見えた。どうやら台風は都心を去ったらしい、とわかった。

台風情報〜20:30

午後8時過ぎ千葉県鴨川付近に上陸。しかし新宿では雨も小雨で静かだ。傘をささずに歩いているひとも多い。

柳家小さんを聴く

柳家小さんの落語を4題聴く。「うどん屋」、「千早ふる」、「花見の仇討」、「たぬき」。落語のことは何も知りませんが、登場してくるおおらかな人物があたたかくて楽しい。小さんは声をさほど変えるわけでもなく、複数の人物を演じ分ける。間のある語り口…

台風上陸!?〜6:35時点では

ラジオでニュースを聞いていても、いまだに関東周辺に上陸するのかしないのかハッキリしません。風は静かで、雨は朝方と同じく小降りになったかと思うと、強く降ってきたりします。しかし現在のところでは、普通の雨の日と変わりません。このまま通過してほ…

台風が直撃!?(写真)

朝から断続的に強い雨が降ってます。しかも本番はこれから。上陸予定は、夕方から深夜だという。都心は意外に浸水しやすい。大量の雨に対応できるかどうか。写真は画質のよくない携帯電話で撮った赤坂見附付近の風景です。

ローリング・ストーンズのニュー・シングルが放送解禁

第1弾シングルをFMで初めて聴きました。意外やバラードなんですね。タイトルを聴きとれませんでした。このところベスト盤の発売や、ライヴ・ツアーはありましたが、オリジナル・アルバムの発売となると久しぶりではないでしょうか。97年の『Bridges To Babyl…

成瀬巳喜男監督特集のあとで‥‥

今回の成瀬巳喜男生誕100年記念特集で、見ていない映画を5本見た。前回の特集11本とあわせると、この2年ほどで16本見たことになる。池袋の新文芸座では日替わりで映画が変わっていくので、見たくても日程があわないと見たいものが見られない。今回はやっと5…

成瀬巳喜男監督のドキュメンタリー映画を見る

池袋の新文芸座(モーニングショー)で、石田朝也監督の「成瀬巳喜男 記憶の現場」を見てきました。 俳優では、司葉子、草笛光子、小林桂樹(年をとりましたね)などが成瀬巳喜男の演出や思い出について語り、さらには当時の助監督、美術、証明、カメラのス…

ねじめ正一「高円寺純情商店街・哀惜篇」

「高円寺純情商店街」のシリーズ3作目。ぼくは、まだ2作目を読んでなくて、先にこの3作目「哀惜篇」を読んだことになります。 「哀惜篇」には、新しい個性的な人物が登場してきます。 無頼俳人=棚橋挑太郎(実在した俳人がモデルだそうです)、お店の新しい…

フレディ・キング『ブルース・ギター・ヒーロー』

今日は朝からこのブルースマンの『ブルース・ギター・ヒーロー』というCDを聴いている。クラプトンがカバーしている曲も多くて、はいりやすいこともある。 「ハイダウェイ」はジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ時代の名演で知られている。「ハヴ・…

角田光代著「菊葉荘の幽霊たち」

ふしぎな小説です。生活の細部が細かく書かれているのに現実感がない。主人公の女性をはじめとして、出てくる人物がみな存在感が希薄なのだ。 そもそも非常に不自然な話だ。主人公の女性は、恋人が入居したがるアパートのアキがないので、住民の誰かを追い出…

マッカートニー・ローズ

少し前のこと。探検隊のJさんが京成バラ園で買ってきたマッカトニー・ローズがきれいに咲きました。伊奈のバラ園では、しおれかかったこの花しか見れませんでしたが、アップされた写真で美しいマッカートニー・ローズを楽しむことができました。

不忍池の蓮

昨日、仕事明けに上野へ行ってみました。 まだ全体に咲いてる花の数は少ないようです。遠景で、全体に見えるのは蓮の葉ばかり。 同行者が遠景で写真を撮ってみましたが、池のところどころに花が見える程度でした。 それでも咲いてる蓮の花は、ぼってりした重…

スピルバーグ監督「宇宙戦争」を見ました

スピルバーグ監督は、娯楽に徹するとおもしろい。ヒューマニズムを描くと退屈‥‥これがぼくの総合的なイメージです。しかし、「宇宙戦争」は、エンターテイメント作品としても彼のなかでは、不出来なものではないでしょうか。宇宙人の造詣も、もう1つインパ…

インターネットで「ライヴ8」を見る

以下のサイトから、アーティストをサーチすると、好きなミュージシャンの映像を見ることができます。ポールの「ヘルター・スケルター」や「ドライヴ・マイ・カー」、ザ・フーの「無法の世界」など、民放のダイジェストでは見られなかったライヴ映像を見れま…

ライヴ・イン・レッド・スクウェア

やっと見ました、ライヴの「ヘルター・スケルター」。ポールのバンドがこの曲を演奏した、という情報を聴いたときから、見たいと思っていました。 このヘヴィーなビートルズ・ナンバーを62歳(当時)のビートルが歌うというのも凄いですし、また現在のポール…

ダイジェスト版「ライヴ8」を見ました

民放ダイジェスト版ですが、やっと「ライヴ8」を見れました。20年前徹夜で「ライヴ・エイド」を見た記憶からみると2時間のダイジェストはあまりにあっけなかったですけど、ポール・マッカートニー、ザ・フー、マドンナ、スティング、スティーヴィー・ワンダ…

はてなの本

気になっていたので、三省堂へいったとき購入。読み出したらおもしろいので、時間があると読み継いでいます。 はてなの本 (NT2X)

成瀬巳喜男監督「晩菊」を見る(写真)

朝仕事あけに池袋の新文芸座へ。今日は「晩菊」と「流れる」の2本立てだが、「流れる」は前回の成瀬巳喜男特集のときに見ているので、「晩菊」だけ見る。昭和30年代の日本を背景に、もと芸者の中年女性3人がそれぞれに現実に負けずに生きていく姿を、この人…