2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『男はつらいよ 純情篇』、『続男はつらいよ』を見ると、さくらの夫・博は、北海道から東京へ上京して困っているところを、朝日印刷のタコ社長に救われて、そこで働くことになった、と説明されている。 しかし、その後のシリーズを見ていくと、博の両親は、…
上映中見そびれてしまったので、DVDをレンタルしてみる。映画としては、おもしろいところと粗いところとどちらも感じた。 部活の顧問になる男の先生などは、類型的で、先の変化も見えてしまう。 書道パフォーマンスのシーンは、個人的には迫力があって、…
最近の優れた時代劇には、新鮮な魅力を感じる。この映画も、刀と刀の切り合いは、少ない。少なくも、それが見せ場ではない。 監督は、討入りのあと、大石蔵助の使命を受けて生きながらえた、武士のストイックな内面を、彫深く描くことに焦点をあてている。 …
うちの娘が広島、尾道へ旅行してきたので、尾道の風景が出ているから、ということでいっしょに見る。ところが、かんじんの娘は途中で寝てしまい、結局後半、ひとりで最後まで見ることになった。 山村聡の住む堀切駅は、ホームだけが映っている印象があったが…
この曲を最初に聴いたのは、デレク・アンド・ドミノスのアルバム『いとしのレイラ』。 でもあとで、もっと前に、20歳のエリック・クラプトンがジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ時代に、ギタリストとして、ライブ演奏しているのを聴いて、その剃刀の…
『グラディエイター』の監督と主演が組んだ新作。弓と槍と剣で戦う戦闘が迫力ある映像で描かれる。 ちいさなころから、ロビン・フッドはなじみのある名前なのに、詳しいことをほとんど覚えていない。どういうヒーローだったのだろう、と記憶をさぐりながら、…
漂砂のうたう作者: 木内昇出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/09/24メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 104回この商品を含むブログ (29件) を見る 著者は、木内昇(きうち・のぼり)。表題は「漂砂(ひょうさ)のうたう」と読む。 ★ 時は、明治10…
あちこちで特集やイベントが行われているみたいです。毎年のことなので、いうことも尽きているのですが、ただ、ジョン・レノンは自然死ではなく、射殺されて死んだ、ということがいつも頭から離れません。 風邪気味なので、昨日は元気なし・・・1日遅れで、…
12月4日、紅葉見物にいくか、『武士の家計簿』の初日を見にいくか、迷ったあげく、両方見ることにした。 池袋で10時30分から『武士の家計簿』を見る。 下級武士の生活を描いたものとしては、山田洋次監督『たそがれ清兵衛』や是枝裕和監督『花よりもなほ』が…
1970年にビートルズが解散してからも、4人のソロ・アルバムを買い、それぞれの新しい音楽や歩みに心を奪われ、応援もしていたが、気持ちのどこかに、もう一度この4人がいっしょに音楽をやるときがくるのでは、という期待は消えなかった。 1970年代の後半、ぼ…